衆議院選挙の結果が続々と報道されていて、民主党が圧倒的な強さを見せつけていますが、本当にそこまですごいのか?となんか疑問を感じてしまうのです。
新人の議員をたっぷりと抱えて臨むこの難しい政局に、私は一抹の不安を感じています。少なくとも、今回当選した方々は、政治家としてプロの自覚がある人、様々な経験が豊富な人たちであることを、私は信じています。
しかしですねえ。そこまで自民党の支持が落ち込んでしまうというのはこれまた情けない。勝ちすぎを許してしまった自民党にも、大きな責任があると思います。
日本にも中国にも税金を納めている私にとって、両方の国の行く末が非常に気になっています。

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ところで、今朝出勤する前にNHKでちらりと見た「働く女性 課題克服仕事論」の勝間和代さんの仕事ぶりを紹介した番組、私もいろいろ考えさせられました。
それを見てまず思いついたのは、私の上海人の妻。中医学の医師という専門職を抱えながら、子育てもやり、仕事を辞めずに突き進んでいる姿に改めて敬意を。

確かに男性の我々と比べると、女性が負担してしまう家事・育児のウエイトは大きい。この中には、女性しかできないことも沢山あるわけで、そうした家庭内の「労働」もやはり労働と認められる企業や社会でなければならないと思います。子供ができてから、痛切に思います。でも、実際、多くの女性はそれを両立してこなしているわけで、男性がわがままをいってはいけない。
そんな妻ですが、娘が寝静まった夜はもちろん勉強です。私も静かな夜は机にかじりついて執筆作業や中医学の勉強をしていますが、妻もその隣で黙黙とやっています。
そうした姿をみて、私も刺激をうけますし、娘もきっと母のそうした姿を脳裏に焼き付けていることでしょう。やはり夫婦間の刺激は、自分の仕事にとっても非常に大切だと思う今日この頃です。
娘がキーボードをバチバチ叩く姿を真似てしまったのも、そうした我々夫婦の行動を真似しているからなのかもしれません。
さて、超多忙な会社生活から抜け出して現在の生活を歩んでおられる勝間和代さんが時間の使い方について、さまざまな経験を語っておられましたが、その中で一つ印象に残った言葉。
一語一句を完全には再現できませんが、つまり「将来の自分の姿を想像して、そこから今やらないといけないことをまず最優先にして仕事をすること」というようなことがありました。
そこから、「何でも引き受ける」から「必要な物以外は断る勇気」が必要であるという観点。
勝間和代さんとは当然、スケールが違いますが、いつも様々な仕事が積み重なっている私自身に置き換えても、ものすごく大切なことだと思います。
人はみんな10年、20年、30年後の自分を「仮定」として頭に描き、それに向かって積み重ねているわけで、そう思って人生を生きていくと、小さな事でもその「意義」が十分に分かり、単調な日々というのが存在しなくなります。
迷ったときは、まずその将来の「仮定」を自分の中に思い起こさせると、意外と的確な答えが自分で出せると思います。
こうして私が様々な方面で多忙な日々をおくっているのも、ささやかな「目標」という私独自の「仮定」が私の中にあるから。やっていること一つ一つをその「目標」に結びつけつつあります。当然、今の生活はその過程に過ぎません。
そう思うと、毎日が楽しくなりますし、多少苦しくてもなんとかしようと思います。今多少お金がなかろうと、他人がどう見てようと、そんなことはどうでもいいんです。

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今日は、独り言でした。
posted by 藤田 康介 at 00:00|
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