すでに新聞などでも発表されているので、ご存じの方も多いかもしれませんが、5700人の小学2年生から4年生の児童5700人のうち、肥満も含めた体重が超過している子供の割合は全体の36%で、6年前と比較すると9.8%の増加となり、これら体重超過の子供たちのうち、31%がすでに高血圧の兆しが出始めているということです。
こんな子供の段階から、成人病の予備軍が登場し始めていることに、上海の親御さんたちはもっと注意を払う必要があるのですが、根本的な原因は、実は親御さんサイドにあったりして、難しい問題でもあります。
専門家も指摘していますが、まずは痩せている子供は「営養不良」であるという先入観。多少太っている方がいいと考える親御さんが実に多い。さらに、営養についての知識がない人が多く、子供は高脂肪・高タンパクを食べてこそ成長すると勘違いしている人も少なくありません。
昨日、私が診察した小学2年生の中国人の女の子も、お母さんの話を聞くと、「つもは営養を考えて食事をしている」といいつつ、「ご褒美」のKFCなどのファーストフードが少なくなかったりします。豊かになればなるほど、そういったところへ足を伸ばしてしまう家庭が多いように思います。
確かに、子供が喜びますが。。。。
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