2009年08月10日

自転車の鍵

【8月11日まで日本です】

 大雨の日本です。各地で被害が続出しています。今日も野良仕事もダメでした。代わりにホームセンターにいって耕耘機の品定めも。結構いろいろな機種が売られているのですね。5万円〜10万円程度でありました。

 日本でいろいろ用事を片付け、様々な方と連絡をとっていくと、2009年後半の仕事もほぼ詰まってきました。まずは、8月下旬までに仕上げないといけない中医学関係の雑誌論文1本、続けて9月上旬の温泉学会では発表することが決まったし、11月はこれも中医学関係の国際学会への参加も。コツコツと仕事を地道に仕上げていきたいと思っています。

 9月1日から1週間程度の東京・群馬出張もほぼ決まりました。

 

 ところで、明日には上海にもどらないといけないので、妻に頼まれたおみやげリストの品物を買っているのですが、その中に「自転車の鍵」というのがありました。

 「そんなの、上海にもあるで〜」と言われそうですが、意外に重宝しているのが日本でよく使われる前輪用の鍵。仕組みは簡単なのですが、ワイヤ錠と組み合わせると意外に効果があるようで、妻から指定買いです。

 実は、この鍵を私は日本から持ち込んだママチャリにずっと使っていたのですが、鍵をなくしてしまい、上海の自転車屋さんに鍵を潰しに出したら、ものすごく苦労していました。上海にはあまりないタイプの鍵なので、潰しにくいそうです。

 ということで、今回もこのタイプの鍵を買いました。最大のメリットは、やはり鍵をかけやすいということだと思います。ワイヤ鍵だと手が汚れてしまうこともありますし。そして壊されにくい。

 何気ないものですが、実はすごく使いやすくてうけるのですよね。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

日本の里山の美しさ

【8月11日まで日本です】

 予定では野良仕事をするはずが、台風の影響で大雨。大雨というか暴雨といったほうがいいかもしれません。とても作業できる状態ではないので、いま三重県名張市に滞在しています。こうやってブログを書けるのも、また一興です。

 私は小学生時代をこの地で過ごしました。母校の桔梗が丘南小学校や、すこしだけ通った名張市立北中学校はいまもあります。
 最近知ったのですが、歌手の平井堅がなんと北中学校出身だそうで。。。年齢的にほぼ同じなので、どこかですれ違ったかもしれませんね。
 小学校は私が通っていた時に創立10周年だったので、いまや創立30年以上になるのですね。時間がたつのが早いです。少子高齢化の影響をまともに受け、今や学年一クラスはザラという状態だそうです。でも、雑草だらけのグランドをみると、子供が本当に減ったんだなあと実感しました。

 

我が母校、名張市立桔梗が丘南小学校


 この土地の魅力は、やはり山に囲まれた盆地で、静かでのんびりした風景が広がっていることではないでしょうか。
 日頃中国の喧噪にもまれて生活していると、「静」を重んじる日本文化をものすごく懐かしく思うものですが、ここに戻ってくると気分が休まるものがあります。蝉の鳴き声が、静寂の中に響くといいものです。

 実を言うと、私は性格的にリゾート地とかそういった人工的な場所で過ごすのが苦手で、むしろ里山が近い日本の農村で静かに時間を過ごすことが大好きです。シンガポールや香港などの近代的街が好きになれないのも、そういった理由と関係があると思います。無味乾燥に思ってしまうのです。

 じゃ、なぜ上海に住んで居るんだ!と言われそうですが、上海にこう長くいると私自身が心を落ち着けられる場所を見つけられているから。というか波長があうんでしょうね。やっぱり住んだことがない場所でないと落ち着きません。

お地蔵さん


 今日も朝から里山を散策していました。減反政策のあおりで、田んぼが荒れているのは相変わらずですが、一部では再生の兆しもあり、嬉しいことです。里山は人間が手を加えないと美しさを保てません。

 カブトムシこそいませんでしたが、カナブンはたくさんいました。雑木林は健在です。小学校に担任してもらった松本先生は、自宅が農家で、そこに椎茸栽培のクヌギがたくさんありました。カブトムシの幼虫を見つけたり、生で椎茸を刺身で頂いたり。そんな思い出がたくさんあります。私が里山にひきつけられるのもそうした子供のころの体験と関係があるのだと思います。そして、私の娘にもぜひ体験してほしいと思っています。

 畑をみると、ひょうたんがぶら下がっていました。大きなひょうたんです。中国では食べてしまいそうですが、日本では工芸品にしたりしますよね。これも小学校時代に自宅でよく栽培しました。40センチぐらいのでかいひょうたんを作り、実を腐らして置物をたくさん作ったものです。

 食用カエル(ウシガエル)も夏の風物詩ですよね。上海ではよく食べますが、日本では食べなくなりました。この鳴き声を聞くと、夏を感じることができます。季節とともに情景を替えてくれるのが、里山の魅力です。

 今年の年末にはこの家に娘を連れてこようと思っています。大阪近郊の住宅地にはない楽しみがたくさんあります。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

伊賀・大山田へ

 台風の大雨のため、結局殆ど野良仕事ができないまま、奈良の実家に戻ったのですが、でも今日の伊賀・大山田の自然は美しかったです。

 山の緑とヒグラシの「カナカナ」が非常にマッチして、夕方の気分を盛り上げます。私にとっては最高の癒しです。

 空気が冷たく、夏なのに凛とした感覚もあります。都会ではまず味わえない不思議な気持ちです。肺のそこまで洗わられる清涼感。

 ぼうぼうになった敷地をみて、いつかここに家を建ててやる!と決心して家路についたのでした。

 上海しか知らない私の妻・娘にもぜひ見て欲しい風景の一つです。

 日本にくる私の中国人の親友の多くは、こうした日本の田舎の原風景をみて感動します。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類