静岡方面であった地震ですが、我が奈良県でも揺れました。地震で目覚めるのも日本ならではの体験なんて悠長なことを言っておられません。
小さな揺れでも正直びっくりします。なんせ次の瞬間に来る揺れがどうなるか皆目検討がつかないからです。ひょっとしたらその瞬間にものすごい揺れが来るかもしれないし、そのまま揺れが収まってしまうかもしれない。。。
さらに、外は暴雨ともいえる大雨が降り続いており、今回のように真夏の日本滞在なのに、1日も太陽を見なかったのは初めてです。上海から通算すると、7月22日の皆既日食以降、私は青空を見ていないことになります。(あ、飛行機の上からの青空は見ていますが)
中国伝統医学でも漢方でもそうですが、こうした自然界の変化と体調との関係を非常に密接に観察します。事実、雨の日や曇りの日が多くなると、偏頭痛を再発する患者さんや、頭が重く感じ、体がだるくなる患者さんが多いのも事実ですし、中医学や漢方ではちゃんとそうした症状への説明がつくんですよね。
さらに、気候の不順は、中医学や漢方で使う生薬の栽培そのものにも影響を与えます。もちろん、今直ちにどうだという問題ではないですが、長いスパンで見てみると、今後の生薬市場の動向が気にかかるところでもあります。いくら最先端の科学が発達しても、「自然災害」だけはどうしようもない。
しかし、本当によく降る真夏の長雨です。
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