2009年08月13日

境外人員臨時住宿登記単

 中国に入国して、合法的なビザを持っていて入国して滞在する場合でも、近くの派出所へ行って「境外人員臨時住宿登記単」を持っていなければ違法扱いされています。
 私の場合のように、滞在場所が自分の持ち家であっても、不動産の権利書をもって派出所に行って手続きをしなくてはいけません。ただし、外国人の宿泊できる★付きのホテルの場合は、ホテルが代わりに手続きしてくれます。
 
 「境外人員臨時住宿登記単」を一度取得して、引っ越しをしなければ有効期限があるわけではないので、そのまま保持していたらいいのですが、無くしてしまったら公安に始末書を書かないといけないし、もし持っていなければ罰金となります。
 本当にぺらぺらのコピー用紙に「はんこ」を押しただけの代物ですが、これが中国滞在に於いて意外と大事なので注意が必要です。

 ただ、中国でよくあるのですが、私の場合、「境外人員臨時住宿登記単」の名前を打ち間違っていて、訂正させたことがあります。
 昔、医師資格が発行されたときも名前のスペルが間違って、訂正させたことがあります。といっても、たいそうなことではなく、修正液で名前を訂正した後、手書きで書き込んで、さらにはんこを押すというものでした。ちょっと拍子抜けです。

 

 

 当然ですが、居住証を更新した場合でも、住所が変更されなければ「境外人員臨時住宿登記単」の更新は必要ありません。

 中国では地元の派出所が戸籍管理をしているので、何かとお世話になることもあります。日本とはまた役割が違いますね。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

マスタード

 先日の日本滞在時に、フランスのデイジョン在住の妹が実家に戻っていたのですが、そのときに、おみやげのマスタードを持って帰ってきてくれました。

 グルメで有名なフランス・ブルゴーニュの大都市、ディジョンは、今年6月に行ってきたばかりです。青い空に白い雲。。。。空気も水も新鮮で、ものすごく堪能できたのですが、デイジョンの特産物といえばマスタードです。

 サラダをはじめ、様々な料理に使われるマスタードなのですが、ちょっぴり酸味がありこれがなかなかくせになるのです。単に辛いだけではないところがポイントでうまみがあるんです。

 漢方・中医学でもマスタードは使います。詳しくは、マスタードと中国伝統医学を見ていただくとして、最近、このマスタードにはまっています。

 

 

下はGREY-POUPONのマスタード専門店


 いろいろ調べてみると、ワインのメッカだけに、マスタードはワインと無関係ではありません。特に、ディジョンのマスタードは白ワインも使って味を調えるようです。さすが!

 持って帰ってきたマスタードは、4つの味があり、オリジナルのものはさっさと食べてしまいそうです。納豆に入れてもいいし、肉類やサラダにも合います。

 

下はベルサイユ宮殿をまねたというブルゴーニュ大公宮殿


 マスタードは体を温める部類に入ります。さらに痰を取ってくれる作用もあるのですが、体を冷やすものと食べると比較的相性がいいことになります。とくに、この時期はエアコンなどで体が冷えてしまいがちですし、冷えによる関節の痛みや肩こりなんかにもいいと言われています。  

 ブルゴーニュ地方といえばワインですが、酒類がまったくだめな私は、このマスタードがいいですねえ〜。もともと地中海エリアで栽培されていたものが、遙か昔にフランスに持ち込まれたそうです。

 

下は新婚さんのどんちゃん騒ぎ。変装して街に繰り出す習慣があるそうです


 今日はせっかくなので、かねてから要望の多かったデイジョンの町並みの写真を張っておきます。

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この教会は、ほぼ廃墟状態。市民の反発を買ってしまい、その後整備もされなくなったとか。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類