ドイツの公的機関IQWiG(Institute for Quality and Efficiency in Health Care)では、医薬品や治療の効果などを研究していますが、今年8月に、乳児が発熱した場合について、親の心構え紹介していました。
IQWiGによると、乳幼児の発熱のうち、重病の前兆とも見られる発熱は全体の1%ほどしかなく、大部分は問題がないことが多いとしています。これは日本でもよく言われていることです。
そこで、むしろ父母に対しては、発熱の程度を見分ける事を教えています。
IQWiGでは、もし3ヶ月以内の赤ちゃんが38℃以上の熱を出した場合や3ヶ月〜6ヶ月の赤ちゃんが39℃を越えたら要注意で病院に連れて行くべきだとしています。
また、発熱の赤ちゃんが外の刺激に対して反応を示さなかったり、昏睡状態で有る場合、顔色が蒼白状態である場合、叫ぶように泣いたり、虚脱状態である場合は、すぐに病院に行くようにと呼びかけています。
うちの娘も40℃近い発熱を2回したほとがあります。意識もしっかりとしていて、熱を思わせない活動ぶりです。当の本人はピンピン遊び回っていました。
子供はある意味大人と比べると本当に熱に強いと思います。そんなとき、大切なのは我々親の子供を観察する目だとよく言われます。時には、小児科の専門家よりも、親の目の方が自分の子供を的確に判断していることが多いからです。診察しているときでも、お母さんの一言というのは非常に大切です。
今朝も、書斎へハイハイしにやってくる娘を観察して思いました。
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子供とふれあう時間がもっと欲しい!!
posted by 藤田 康介 at 00:00|
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