2009年09月03日

新潟県燕三条・杭州飯店

【9月8日まで日本です】
 
さあ、今日でまたしばらく東京とはお別れです。

 早朝の新幹線、MAXときに乗って、一路日本海側を目指します。実は、2階建て新幹線に乗るのは生まれて初めてだったので、窓際かつ2列シートの特等席を確保。見晴らしがいいですね。

 東京から目的地の燕三条までは1時間半程度。思ったより近くてびっくりしました。都会の雑踏が通り過ぎていくと、これでもかというトンネルが続き、気がついたら壮大な田んぼが目の前に広がり、ああ、新潟県に入ったんだ、ということを実感しました。

 

 さっそくタクシーを調達。観光地巡りで2時間6000円という企画があり、これをJRの緑の窓口で購入。弥彦神社にいきました。

 私、ご当地神社に行くのが結構好きなんです。SFE社の小谷流にいえばパワースポットというわけなのでしょうが、私は単純にあの大木に囲まれた神社の環境が癒されます。昔の人が神をまつった場所は、それなりに風水もよいところが多く、だからかもしれないのですが、心がホットするのです。

 

 さて、燕三条といえば燕三条系ラーメンとWikiに掲載されているほど。ここのラーメンで、その中でも杭州飯店のラーメンがおいしい、食べるべきだ、というアドバイスに、いかない理由はないと思い、タクシーにお願いして連れて行ってもらいました。

 外見は非常に普通の中華料理店の「杭州飯店」。しかし、まだ昼前だというのにかなりの客の入り。

 これもご当地ラーメンとしてその名を全国にとどろかせている燕三条のラーメン。特徴は太麺と醤油ベースのスープ、さらにブタの背脂だといいます。タクシーの運転手さんと話しても、やはりこのこってりがいいのだといいます。

 スープの上にたっぷりと使われている背脂は、スープが冷めないため、という目的があります。雲南の米線もそうでしたが、仕事をする人に便利なように改良が加えているのだそうです。それが、三条系ラーメンとして今に伝わっているという説もあります。

 と・も・か・く、食べてみないと分かりません。

 

外見は極めて普通で見落としそうでした。


 まずは餃子を注文。この杭州飯店の餃子、特徴大ありです。とにかくでかい。しかも揚げ系の調理方法。ちょっと上海の鍋貼を彷彿させる大きさでした。2つで400円ですが、野菜もしっかりとありよかったです。2つあれば結構お腹がふくれる大きさでした。

 ラーメンの面は本当に太い。うどんぐらいの太さでしょうか。伸びにくくするための工夫だそうですが、上海でもこれぐらいの太さのラーメンもあります。しかし、表面が凸凹していて、独特の食感があります。まさに大きな特徴だと思います。

 スープはかなりこってりです。背脂の関係で油が浮いているような状態なのですが、食べてみても不思議にしつこくなく、しかしまた味わってみたいたくなるようなクセになる味だと思います。
 はるばるやってきてよかったです。

 しかしなんで杭州飯店なのかメニューを見ても私はわかりませんでした。まあ、理屈は抜きにして、おいしかったらよしとしましょう。

 杭州飯店からは、歩いて西燕駅まで。ここからJR弥彦線を使って燕三条へ戻ることににしました。1時間〜2時間に1本のローカル線です。

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近年、雪の少ない新潟県だそうです
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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類