中国の携帯電話って、SMSやMMSなどメールアドレスを介さない電話番号だけのメッセージのやりとりが中心で、日本の携帯電話みたいに電子メールがついても、自分で送受信をしにいかない限りメールが来たか、来ないかわからなかったのです。もちろん、15分おきとか自動的に送受信させたらいいわけですが、リアルタイムにはならなかった。また、メールがなくても自動受信にいっていたわけです。(以前までは)
ところが、簡単な設定で、メールが着いたら即知らせてくれる機能(プッシュメール)が使えたのでメモしておきます。
設定はiPHONE側で行います。iPHONEの「設定」画面から「メール/連絡先/カレンダー」を選び、「アカウントを追加」から、Microsoft Exchange を選んでください。そこでまず 「 メール:適当な名前を入力」、「ドメイン:(空欄)」、「ユーザー名:Gmailアカウント名(aaaa@gmail.com)」,「パスワード:Gmailのパスワード」で一旦「完了」させます。
このままではエラーが出ますので、空欄になっているサーバー欄に「m.google.com」を入力するとエラーが消えます。
これで、いちどパソコンから携帯電話向けにgmailを送ってください。送信とほぼ同時に着信チャイムが鳴るはずです。
今までの15分おきの自動送受信方法では、メールが無くても無駄なパケットが発生しましたので、これですこしは通信量の節約になるかも。。。といっても、聯通の月186元セットなら結構のデータ量で使えます。
また、余談ですが、3Gになって携帯電話の通話料金のうち、相手からかかってきた電話に関してはタダになりました。この点はついに日本と一緒になりましたね。
3GのWCDMAが中国で本格的に使えるようになって、さらに処理速度が大幅に改善されたiPHONE 3GSが登場したのを契機に、iPHONEに乗り換え、まず日本語/中国語のメールをgmailを通じて送受信することに成功、とっても重宝しています。
そして、今回のプッシュメールの機能で、ますますiPHONEが使いやすくなりました。プッシュメール同様に、この機能を使ってGoogleのカレンダーや連絡先も携帯と同期できるようですが、こちらはOutlookとのUSB接続同期で間に合っているのでいまはやめておきます。
しかし、マイクロソフトもうかうかしてられませんね。連絡先やカレンダーは簡単にデータをアウトプットできますし、メーラーとしてのOutlookの機能は徐々に陳腐化してくるだろうし、ディバイスが増えれば増えるほど、データの同期に関してはGoogleの強みが出てくるように思います。
さあ、これからどうなるか楽しみ。
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プッシュメールができました。
iPHONEはカスタマイズが楽しいです。
