原子爆弾のキノコ雲です。
前をよく通るのでものすごく気になるのです。
なぜこんなところにこんな写真があるのだろう?とマジマジとみたら、どうやら建国60周年のプロパガンダの一つらしい。
「1964年10月16日、中国は、アメリカ・ソ連・イギリス・フランスについで、5番目の核保有国になった」、ということが「誇らしげ」に書かれていました。
ちょうど45年前のことになるのですね。
原子爆弾のキノコ雲をみると、ヒロシマ・ナガサキを思い出し、平和への思いを新たにする、というのが私が日本で受けてきた教育でした。 この写真を見て「平和」への反応ができたわけで、少なくても、日本政府は私に対しての目的は達成できたといえるでしょう。
ところが、こうした兵器はある意味、国の威厳を象徴するモノでもあることは間違いありません。あの国慶節のパレードもそうでした。時にはクニをまとめる原動力にも利用されます。
上海の人たちは、毎日通勤時にこのキノコ雲をみて、何を思うのでしょうか?
まあ、おそらく大部分の中国の人は。。。。。でしょうね。ご想像に任せます。
でも、教育というのは大事ですね。同じ写真を見ても、感じ方が180°違ってしまうわけですから。
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平和教育。。
国が変わると価値観も全く変わる。当たり前ですが。
