2009年10月23日

上海人の子供のアトピー

 昨日ダウンロードしたWindows 7のVAIO Pへのインストールの夜から作業をしていましたが、途中で力尽きて私がダウン。これでは仕事にならないので、深夜起き出して作業再開です。

 クリーンインストールをしていますが、今のところ順調です。
 ソフトウエアの再インストールまできましたが、かなりパソコンが快適に反応してくれています。Aeroをonの状態でもそうですので、まずは使えそう!という第一印象です。

 でも。。。Windows7もあまり売れなかったりして。だって、インストールするのがめんどくさい。将来、インターネットに接続するだけでいつでも自分のパソコンの中身が再現されるようなシステムがあれば、こうしたインストールの無駄な時間を使わなくてもすむのに、とか思ってしまいました。
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 実は、昨夜は、妻の親戚の上海人の子供の皮膚の調子がよくなく、何があってもみにきて欲しいという依頼があり、出かけてきました。小学3年生の女の子です。

 古北に住んでいて、古北U期にマンションを3軒持っているいわゆる典型的な富裕層。会社を経営されていて、このお子さんも市内の有名な2カ国語教育の学校に通わせています。

 秋に入って、上海も乾燥の時期に突入していますが、中医学でも燥邪がウヨウヨしている時期だけに、肌のケアが大変です。特に、もともと肌のバリアが少ないアトピーの人は要注意です。

 3歳からアトピーを抱えているこの女の子も又然り。家庭が恵まれていて知り合いなどを通じて、西洋医学はもちろん、上海の有名な中医学の先生のところを沢山訪ねているのですが、それでも良くならず。そこで、私にも診て欲しいと言うことでした。

 日本人の間では、すっかりアトピーという言葉がお馴染みになっていますが、中国ではまだこの上海ですら認識があまりありません。私も、大学病院にいたころはまだ地元上海人の患者さんでアトピーで来られた方はまだまだ少なかったです。

 しかし、最近はそうでもないらしい。

 この女の子のクラスでも、小学校では1クラス20人ほどだそうですが、少なくとも3人がかなりひどいアトピーだそうです。上海でも喘息も含めて、そうした疾患をもつ子供たちが増え始めています。これは間違いなさそうです。

 とりあえず、今回は生薬軟膏と食事・生活面でのアドバイスをして、1週間後に診察することを約束しましたが、なんとか良くなって欲しいと思っています。

 こうしたアトピーなどの皮膚疾患は、上海のお父さん・お母さんの間でもまだまだ馴染みが薄く、一つ一つ丁寧に説明してあげる必要があるのです。上海でも日本の数十年前と同じような現象が起きつつあることをつくづく感じます。

 水道水の問題、大気汚染の問題、そして食品安全の問題。。。。それぞれが疾患となんらかの関係があるわけで、住みにくい世の中になったものです。

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改めて自然環境の大切さを実感
結局、ラクして健康は手に入らないのです。努力あるのみですね。
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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類