スコットランド・エディンバラで住んでいた頃、色々苦労したのが食べ物。特に、欧米では、麺類と言えばパスタということになりますが、中国はさすがです。麺売り場にいくと、本当に色々な麺があります。
カルフールのようなスーパーの麺売り場へ行くだけでも楽しいものです。
ただ、乾麺となると、なかなか美味しいのに出会えません。妻も私に時々乾麺を使った上海風の湯麺を作ってくれますが、麺のコシとかがやっぱり違う。
上海人は煮崩れしたような柔らかめの麺が好きですが、日本人はコシのある硬めが好きです。でも、妻は硬めは嫌い。そこで、コシのある乾麺もスーパーにあるはずだ!といって探した結果、見つけたのがこの麺。その後、妻もすっかりお気に入りになりました。
メーカーは「蘇州面之都食品有限公司」の「中国蘇州産・手延烏冬」です。「烏冬」と書いて、日本の「うどん」のことを指します。音の当て字ですね。
なにがすごいかというと、乾麺だというのにかなりしっかりとしたコシがあり、麺にもほどよい加減の塩味もついています。そうめんよりは太めですが、うどんとしても使える太さです。
私はこの麺の歯ごたえが好きで、カツオの出汁をとって、例のつゆの黄金の比率を応用して「めんつゆ」を作って食べています。もちろん、「にゅうめん」などにも行けそうです。
そういえば、上海のスーパーで「素麺」の種類も増えてきましたね。
結構需要があるみたいです。
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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて