最近、ふと気がついたのですが、マクドナルドでまた日本をイメージしたメニューが出ていました。
名付けて「北海道芝麻鱈魚バーガー」です。
なぜ、北海道がついているのか私もよくわからないのですが、中国人も日本人同様、北海道に対して、ある種の北の大地、海鮮の天国、というイメージを持っているのかもしれません。
だから、ライバルのKFCが出している、鱈魚バーガーと何が違うのか?というわけなのですが、まあ気分の違いと言ったところでしょうか。本当に北海道なのかも疑問ですし(笑)
日本と中国は、幸いに漢字の読みが違っても字がほぼ同じなので、たとえば、北海道なら「ベイハイタオ」で通じます。
しかも、北海道の字には「北」、「海」などの想像を掻きたてさせる漢字が紛れ込んでおり、漢字文化圏の人たちにとっては、イメージしやすいのだと思います。
日本の観光情報がいろいろと上海で手に入るようになり、日本の地元しかないような特産物が、中国でも関心を集め始めているのは確かです。もちろん、日本の自治体も積極的にPRにやってきていますが、まだまだ中国人の心はつかめていないと思います。上海で普通に生活している限り、爆発的にヒットしたものはあまり知りません。
マクドナルドのバーガーって、中のバーガーにもう少し美的センスがほしいですね。せめて広告ぐらいに作ればおいしそうなのに あえて言うのなら、健康によいと言われている「納豆」かも。
納豆はスーパーでも簡単に手に入るようになり、また体によいという評価も高く、私の上海人の患者さんでも健康食として食べておられる方を時々見かけます。
日本の自治体の皆さんも、地元の特産品と健康を組み合わせてみたらいかがでしょうか。いま、上海人の間では「健康」そして「安全」がものすごく注目されています。もちろん、単なるサプリメントのようなものではなく、目で見れるようなほんものでなければいけません。
日本はそういった強みを生かして、もっともっといろんなものを売り込めるのではないでしょうか。
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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00|
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