北海道で医学を勉強している弟が奈良の実家に戻りましたが、フランスで音楽を勉強している妹は戻らず。ただ、妻が日本に来れたので5人で正月を過ごすことに。
妻も生まれて初めての日本の本格的なおせち料理を。
おせち料理がなぜ「暖かくない」のか、非常に不思議に思っていました。
2010年は寅年だったので、信貴山毘沙門天へ初詣。
車で行くのは断念し、近鉄生駒線の信貴山下で下車。ここから、奈良交通バスで移動。ものすごい人出で、しっかりと並ばせられました。参詣への道路も大渋滞でして、急な坂道でシャトルバスが停車し、坂道発進でエンストすることもしばしば。うなりをあげるエンジンに、思わず「がんばれ」と叫びたくなりました。
今年の信貴山は12年ぶりのご開帳があり、本堂の毘沙門天がみられるということもあり、ものすごい人気のようです。ちなみに、2年前でも10万人以上が元旦に参詣にきたそうで、入場制限にがんばるガードマンのおじさんも大忙しでした。
で、肝心の毘沙門天ですが、内陣に入れてもらっても「見えない!」
手と足と胸ぐらいまでは見えるのですが、お顔が見えない。
「なかなか顔は見せてもらえないよ」という話を耳にしましたが、まさにその通りで、ありがたい毘沙門天様は、そうかんたんに人目に顔をお見せにならないということでしょうか。
そして、もう一箇所、伊賀市(大山田)の富永にある新大仏寺へも初詣。
大山田は温泉もあり、(ぬるぬるの泉質でアトピー性皮膚炎など皮膚病に効きます)将来、家を建てて移住したいと夢見ているところでもあります。
新大仏寺は、東大寺伊賀別所で、なんと開創は鎌倉時代にまでさかのぼる由緒あるお寺です。その昔、東大寺復興の折、重源上人が日本全国7カ所に開創された別所の一つです。ここのお寺は、鎌倉時代の快慶が造ったといわれる盧舎那仏。見応えがある大きさです。
また、伊賀成田山不動尊ということで、交通安全の護摩祈祷に来られる方も多く、私が訪れた日も賑わっていました。
この日は、妻も連れて行きました。日本の新鮮な空気、飲むこともできる名水に感動し、上海では味わえない自然の恵みを感じたようです。
中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて