何かをしているときに突如出現する爪切りの音。これも私は上海の風物詩の一つだと思っています。
事務所で静かに仕事をしていて、突如、静寂を打ち破る「パチパチ」の音。ああ、また始まった、と思ってしまうのですが、中国の人は人前で爪切りをすることが非常に多いです。
地下鉄の中でも、私の目の前に立っていた人が、突如爪切りを出し始めてパチパチし始める。もちろん、切った爪は列車の床に散っていく。
でも、中国の爪切りって、切れないのですよね。切れ味がよくない。
私は、日本から持ってきています。爪切りが「スパ、スパ」といってくれないと、どうも気持ち悪いのです。
中国の人がなぜいとも簡単に爪切りができるか?
それは、キーホルダーに爪切りをぶら下げているから。どうやら必需品のようです。でも、さすがに私のカバンの中には爪切りは入っていないです。
人前で爪を切ることはマナー違反かどうかは私は知りません。でも、明らかに文化の違いなのでしょうね。
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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて