2010年01月23日

中華ソーセージ

 上海市閔行区にある実家から戻ってきた妻が、うまそうなお土産を持って帰ってきてくれました。

 ちょうど、江蘇省大豊にいる親戚が上海にきていて、一緒に中華ソーセージ(香腸)を作ったとのこと。立派なソーセージができました。

 このソーセージ作りは、中国の冬の風物詩であることはご存じですか?寒い冬でないと、できたソーセージを外に干すことができません。夏なら腐ってしまいますからね(笑)。

 豚肉に、塩・砂糖・醤油・五香粉(スパイス)を混ぜて作ります。当然無添加無着色。作り方はいたって簡単なのですが、それをベランダで2週間ほどかけて干します。

 四川省や貴州省など山間部では保存食としても重宝されていますよね。農家の軒先などに干されていますが、地方によって味がかなり違います。四川省では、しっかりと花椒が入っていますしね。貴州省の中華ソーセージは美味しかった。

 天気が寒くないとできないのが、ソーセージ作りなのです。

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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類