2010年01月24日

上海で急増している20代、30代の糖尿病

 こちらに更新しましたが、最近、上海で若年層の糖尿病患者の増加が問題になっています。

 特に、要注意なのが20代〜30代の世代。上海生活が長くなると、お腹がぽっちゃりしてくる人が多いのですが、明らかに要注意です。また、仕事のストレスを抱えている人も要注意。私の上海人の30代、40代の親友で、政府機関の重要ポストに就いている人たちが相次いで糖尿病宣告を受けています。

 年間10万人のスピードで増えている上海での糖尿病患者ですが、このうち1割が20歳〜55歳の世代なのです。不健康な上海の中華料理を見ていても、納得ですね。

 たまたま先週の水曜日にみたNHKの「ためしてガッテン」でも放送していたのですが、小腹が空いたとき、すなわち血糖値が下がったとき、どのようにして血糖値を上げたらいいのか?というテーマで、血糖値を上げる作用がある副腎皮質から分泌されるアドレナリンの量を増やす方法が紹介されていました。
 番組の実験では、その場駆け足だけでもアドレナリンの分泌が増えていました。その場駆け足をすると、体を興奮させることができるのです。

 逆に、緊張したり興奮したりした状態を常に保つと、血糖値を上げるホルモンの分泌が続き、血糖値を下げにくくなるという悪循環に陥ってしまいます。

 まずは、ストレスのコントロールをいかにうまくするかが、長く健康的に活躍するためのポイントです。健康あっての仕事ですから、やはり無理は意味ありません。(会社は喜びますが。。。。)

 娘の寝顔を見ながら、自分も気をつけないと!と思う今日この頃です。

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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類