ちなみに、上海の地デジのアンテナはどこにあるかご存じですか?
ずばり、「東方明珠テレビタワー」です。地下鉄やバスでおなじみの「東方明珠数字電視有限公司」が運営しています。
チャンネルは全部で17チャンネルで、CCTVの常設チャンネルのほか、東方衛視、上海新聞総合、第一財経、上海生活時尚など。うち一つがハイビジョンのHDTV放送です。
もともと、我が家ではケーブルテレビがあったのですが、信号が不十分で画質が最悪。救世主と思った中国電信のIPTVも画質が今ひとつ(ADSLは月200元払って下り4Mをつけているのですが)、結局最後は地デジとなってしまいました。
鳴り物入りで登場した中国電信のIPTVですが、利用者の急増により画質の劣化が目立っており、地デジの需要が高まっていると話を聞きました。
特に、張江ハイテクパークの職員用宿舎や学生寮では、ケーブルテレビの料金がのべ床面積で計算されるため、広い施設となると割が合わないのだそうです。
地デジですが、ハイビジョン(高清)対応のものと、一般画質(標清)のものの2種類の分かれます。値段は、ハイビジョンタイプでチューナ−が1880元、一般タイプで880元、アンテナは室内用が50元、室外用が100元です。
ただ、日本と違って毎月のお金も徴収され、一般タイプで月10元、ハイビジョンタイプで月20元となっていました。1年に1回お金を納めるシステムです。
我が家の場合、どうも室内での電波状況がよくないので、外付けアンテナを付けました。おじさんがセッティングにきてくれますが、電波が良くない場合、結構厄介でした。最終的にはなんとか解決しましたが。
ちなみに、ハイビジョンタイプでは、1920×1080ピクセルをサポートしおり、チューナーにはHDMI端子もありました。なかなか機能はそろっています。
まだ、日本ほど地デジの情報サービスは充実していませんが、これから上海でもデジタル放送の整備に力をいれることになっており、時間の問題だと思います。リモコンにも、ちゃんと選択ボタンがありましたね。
もちろん、地デジをつけても日本の放送が入るわけではありませんので。中国の現時情報を仕入れたい方には便利です。
これで、月70元かかっていたIPTVともお別れです。機械を返しに行かないと。。。
【データ】
東方明珠数字電視有限公司
ホットライン:021-58793876
HP:http://dtv.opg.cn
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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて本日またまた更新しました。