今、娘は急速に言葉を増やしていますが、最近、とくに「魚」の写真をみると喜びます。「魚」のことを上海語で「アン」というのですが、この言葉はすっかりと覚えたようです。
残念ながら、この上海の都会生活で、生きている魚の実物をなかなか見せることができず、動いているのを見たのは市場とテレビのなかだけ。それでは、あまりにもかわいそうなので、浦建路×楊高路にあるペット市場で金魚と水草を買ってきました。
買い物にいったら、店員にしきりに「熱帯魚」を勧められました。考えてみれば、中国人の家庭で「熱帯魚」が泳いでいるところが少なくないですよね。密かに人気があると店員が言っていました。
さて、我が家ですが、以前、上海カニを飼育していて、そのあとずっと使っていなかった水槽があったので、ひっぱりだしてきて大掃除。
田舎出身の私は、もともと釣りにいったり、生き物を飼育するのが好きだったので、こういう作業は結構得意です。時間が経つのも忘れてしまいました。
夕方になって、娘が到着。
案の定、水槽のそばまで走っていき、ガラスに顔をくっつけて金魚たちをじっと見ています。しかし、まだ「アン」の第一声がないのです。娘のなかに金魚=アンという図式ができあがっていないのかもしれません。でも、微動だにしない娘の様子を見ていると、本物を見せることの大切さを改めて感じました。次は、「キンギョ」という言葉を覚えさせようとがんばっています。
バーチャルな都会の砂漠での子育ては難しい。。。。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて