これも我が家の目の前にあるショッピングモールなのですが、親指広場を開発した証大集団が開発しているプロジェクトで、ここに巨大商業エリアが出来るようです。名前は「喜瑪拉雅(ヒマラヤ)中心」といいます。開通したばかりの地下鉄7号線駅の花木駅のすぐ上にあり、ターミナルとして今後発展してくることでしょう。
証大集団は、文化センター的な施設の整備を進めており、この喜瑪拉雅中心も同様の位置づけです。美術館やコンサートホール、さらに高級ホテルまでも併設されるという豪華版。上海に勢いがあることを感じさせる、建築面積18万平方メートルの巨大施設です。
ところで、この喜玛拉雅中心ですが、設計したのが日本の建築家磯崎新先生であったことは、私は知りませんでした。磯崎新先生といえば、我が故郷奈良県の「なら100年会館」が思い浮かびましたが、また我が家の近所に登場するとは。。。
私が異様と感じてしまった、真ん中部分の造形「美」ですが、どうやら林をイメージしているらしいです。現在はコンクリの裸の状態で、不気味な威圧感があるのですが、完成したらどういう雰囲気になるのかものすごく楽しみです。
高層ビルがタケノコのように林立する上海は、建築マニアにとってはたまらないでしょうね。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて