ということで連休後半は、私もしっかりと義母と子守に励みました。
義母のように上海人でもすこし前の世代は、当然生活様式も今と違うことが多く、いろいろ勉強になるのですが、その一つに電子レンジの使用があると思います。
義母の代では、電子レンジをほとんど使いません。妻の実家には電子レンジが未だにありませんから、使う習慣がないのでしょうけど、なくても全然困らないところがすごいです。
でも、中国人(特に高齢者)は食べ物に関しては、基本的に熱いモノしか口にしないので、どのように食品を温めているのだろう、と聞いてみたら、「蒸す」という答えが返ってきました。
中華鍋は便利なモノで、炒め物はできるし、スープも作れるし、煮込むことも可能。揚げ物も作ってしまいます。さらに、蒸すことも簡単にできてしまいます。鍋の底に水をはって、足を置いて、その上に皿を置き、フタをすれば完了です。「蒸す」と言えば、私は小籠包や饅頭などが思いつくのですが、それ以外でも色々なところで「蒸す」が登場しています。
例えば、中華風茶碗蒸しも然り、中華ソーセージも蒸すと美味しい。蒸し野菜なんかも簡単にできてしまいます。
実は、おかずの残り物なども蒸してしまえば、結構美味しく再加熱できるものです。まさに、一昔前の電子レンジは、この「蒸す」という調理方法だったようですね。
ということで、私もさっそくこの方法を使わせてもらっています。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて