我々夫婦も時間差出勤でなんとか娘の世話ができるようにしていますが、義母やたまに自転車で浦東新区までやってくる義父には感謝です。
さて、義母はものすごく人付き合いが好きなので、マンションの広場に集る親子グループとはすぐに友達になってきます。中国人女性のこの能力には感心します。
そこで、知ったのですが、うちの住宅地には移民している人が非常に多いのだそうです。
我が家の隣は、カナダ・バンクーバーに移民成功した元大陸人。ご主人は芸術家系で、なかなかのインテリだそうです。反対側の隣は、もうすぐオーストラリアへの移民に成功するのだとか。会社経営をしていて、結構羽振りがいいです。
日本人の若者が最近、日本国内でのスロー生活にどっぷり浸かるようになってきているのですが、これとは対照的に中国人の心は外に向いていますね。
こうした移民行為の根本理由には、中国人は祖国が嫌い、というような単純な問題ではなく、彼らの多くが絶えず新天地を求めて動いているように思うのです。残念ながら、最近の日本人にはこの機動力があまり感じられなくなったと思います。それが、社会全体に重苦しさを漂わせているのだと思います。
一方で、上海にくる外国人の数もかなり増えています。昨日も出勤途中に3人、今日も2人の西洋人に英語で道を聞かれました。ついでに「どこから来たの?」と聞くと、ドイツ・アメリカ・フランス・英国などなど世界各国です。大阪では、まず私は道聞かれませんからね。
なんやかんや言っても、中国は世界各国から人間を呼び集めています。そんな魅力が、日本には欠けてしまったのでしょうか?
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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて