2010年02月08日

朝からのつぶやき

 昨日は日曜日ですが、がんばって仕事をしました。書類作成なども済ませて家に戻ったのは、結局夜の21時頃。昼食時の15分と、15時頃に3分間ほどトイレに行った以外、ずっと頭をフル回転させていました。なにより、この日もまた、本当に多くの患者さんと交流でき、私も勉強させていただきました。少しでもなにか役にち、その笑顔を見せていただければ、私としては本望です。

 不思議なことに、最近は上海地元の患者さんが増えてきました。中国で日本人医師が上海人を、しかも中国の中医学で中国語(上海語)で診察する、ということは考えてみたら変かもしれません。
 でも、私自身は中国政府の奨学金以外にも、上海市から奨学金も頂いた時期があり、こうして社会活動をすることが、私を育ててくれた上海に対してのせめてもの恩返しだと思っています。
 近い将来は、もっと違う形で、私の得意な分野で地元の人たちに貢献できたらと思っており、上海市衛生局とうちのクリニックを巻き込んでの準備を(密かに)進めています。有言実行ですよ!

 とはいえ、今はまだ日常の雑用にも追われており、もっと精神的・肉体的に仕事の整理が必要だと感じております。そろそろ、取捨選択の時期に来ているのかもしれません。30代後半は、社会的貢献ができる仕事に重点を移す時期に来ていると思っています。それがなければ、自他共に持続的な発展ができません。人間は段階的に成長できるプランが見えないとエンジンがかからないと思うのです。それがやる気につながります。

 昨今の自分の人間関係をふと分析してみると、その範囲が急激に広がっていることがわかります。おそらく、今後は日本や中国だけにとどまらないかもしれません。そんな夢を持てることが、生きる上でのエネルギーになるのでしょう。

 丑年最後の週です。今週も張り切って行きましょう。
 今日は、早めに家をでて、思索にふけってみます。

 (今の日本に元気がないのが、10年後、15年後の姿を、国が明確に国民に示せていないから。盲目的にその場しのぎのカンフル剤を打っても、そのときは気持ちよくてもツケはあとにきます。せめて、10年後にはこうなる、というようなビジョンをはっきりと示してほしい。政権交代でころころビジョンが変わっているようでは話になりません。子供手当にいくら支払うなんて、小さな話です。3月にまた日本に乗り込みますが、日本社会がまたどう変わったとくと観察してきます。) 

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「我が愛しの上海へU」-理想の中医学と漢方を求めて 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類