2010年02月17日

春節の過ごし方の変化

 「迎財神」のご来臨で、昨日の夜から今朝にかけて相変わらずものすごい爆竹です。春節のイベントも、初五(新年の5日目)までくると、一段落といった感じですよね。

 旧来、春節の時期には、しきたりが色々あり、たとえば、掃除をしてはならない、とか、散髪にいってはならないとか、面倒だったようですが、最近の上海では特にうるさくありません。むしろ、せっかくの休みだから家をしっかりと掃除したいし、散髪にも行きたいわけで、私は2つともやってしまいました。

 ただ、行きつけの店に散髪にいったものの、理髪店も人手不足。小姐が田舎に帰っているのでシャンプーはできません、という張り紙もありましたし、料金は通常の50%増しにしているところもありました。でも、そこそこお客さんは散髪にきていました。

 この日は、家族ぐるみで交流のあるS弁護士とW弁護士たち9人で中山公園で会食。もちろん、娘も参加しました。

 私がびっくりしたのが、この時期の外食産業の賑わい。これまで中国人の春節といえば、自宅で食事というケースが多かったのですが、最近では外食に行くことが普通になってきているのですね。

 外食産業でも出稼ぎ労働者不足で、客は多いのにウエイターさんが足りない。おかげで、メニューが全部出てくるのに数時間かかりましたが、なんといっても1年の始まりだし、イライラすることもなく会食を楽しめました。

 久しぶりに人の多い場所に行った我が家の娘もかなり興奮気味。「竜之夢」の広い廊下を一生懸命ヨチヨチ走っていました。

 外来人口に頼り切っている上海。この人手不足が完全に解消されるには、元宵のころまで待たなくてはいけません。

 今日は、これから嘉定区へ行ってきます。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類