新規発生、昨年の2倍 梅生育不良という記事なのですが、現地住民が発電所からの排煙と因果関係があるのではないか、ということで調査をしてました。梅は、植物の中でも大気汚染に極めて敏感だといわれています。
実は、上海でも同じようなことがありました。
二酸化硫黄などの汚染に敏感に反応する梅は、工場が市内に集中していた1980年代の上海にはほとんど植えられませんでした。植えてもうまく生育しなかったからだそうです。そのため、淀山湖など市郊外に梅林が作られました。今では、立派な梅林に成長しいますね。
その後、汚染問題が徐々に改善され、21世紀に入って、今では内環状線の内側にある世紀公園でも梅林が見られます。今年も、蝋梅も含め、全部で3500種類の梅が植栽されています。昨日も公園を歩いてみましたが、梅のいい香りが漂っていました。
世紀公園では、今年は2月28日前後が見頃のようです。28日は元宵節にも重なるし、きっと多くの入場者で賑わうことだと思います。上海人は梅と桃の花が大好きです。
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