2010年04月24日

いよいよ25日、今晩本番です

 4月25日から代表職を後任にバトンタッチして、時間的にもスリムになった私・藤田 康介の第一弾の仕事は、NHK BS1 地球アゴラへの登場となってしまいました。最近では、4回目の映像への出演です。

 生中継なので、クリニックでの1日外来のあと、撮影場所に駆け込み、そのあと、スタジオとの打ち合わせなどを経て、夕方からのリハーサル。本番は日本時間で夜10時からです。(上海では9時になります。)

 4月25日 NHK BS1 地球アゴラ「いま上海が熱い!万博開催で活気づく街」 夜10:00〜10:45(日本時間)ただし、26日再放送のNHKワールドでは深夜放送で残念。

 万博を契機に上海で盛んになってきた上海人の健康に対する動きを紹介できたらと思います。政府も市民も色々がんばっているのです。

 上海万博は私も早速リハーサルに行ってきて、外野からはいろいろ言われていますが、その熱気を感じてきました。5月1日開幕日の入場券も高かったけどゲットしましたし、かなりやる気満々です。5月10日もまた行きます。家族分の平日回数券もゲットする予定です。

 もともと、「万博なんて〜」と斜めに構えていたのですが、一度行ってしまうとなんかまた行きたくなってしまい、今や上海人の私の妻よりも熱心です。なんだろう、なんか学生時代の文化祭のときのノリですね。上海だけに、これから何が起こるか分からないし、ワクワクもします。

 私が万博のために何をやった、というわけではないのだけど、1996年からの上海生活は15年目に入り、この上海がいままさに全世界から注目されているというのは、正直誇らしいことです。15年前を知っているだけに、感無量デス。

 しかし、今晩は大河ドラマ「龍馬伝」がみられない。。。。

本当はこの診察室からの中継だったのですが、大変更がありまして。。。。本番をご期待ください。


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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 
 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年04月23日

CM撮影、書店の良さ

 今日はCMの撮影。なかなか適当な人が見つからず、なんともまあこの私が選ばれてしまったのですが、文章を書くのと違って、映像に出るというのはあまりにもストレートで難しかったです。これも、貴重な人生経験です。残念ながら、このCMは上海ではみられませんが、浙江省・江蘇省で登場します。

 こうした撮影は、回数をこなせれば、慣れてくるはずですが、25日夜はNHKの中継にも登場する予定なので、カメラの前に座る場慣らしになりました。
 
 今まで、中医学関係でも書く仕事の依頼が多かったのに、最近は映像の仕事も増えてきました。これも不思議なご縁です。
 関係者の皆様、お疲れ様でした。

 6月上旬に3日間だけ東京に出ることになっているのですが、せっかく日本に戻るので、たとえ3日間でも日本でできる用事をいろいろ片付けたいと思っています。

 その一つが、書籍の購入なのですが、毎回奈良の実家の父母の手を煩わせていました。AMAZONで購入して実家に届けてもらっても、AMAZONは原則時間指定配達ができないし、父母が不在だったらこれも厄介。さらに、奈良が実家なので、実家に戻らないと荷物を持ち帰ることができません。ちなみに上海までAMAZONで送ってもらうと、雑誌などはともかく、医学書などは体積もあるので値段が高い。2,000〜3,000円は平気で飛んでいきます。

 で、考えたのが書店の利用。書店はインターネットに押されて苦戦しているようですが、私のような日本中を飛び回る人にとっては便利であるということがわかりました。
 たとえば、インターネットで手に入れたい本を選ぶ。そして、それを自分が滞在するであろう都市の書店に注文。とっておいてもらって、現地に行ったときに取りに行って支払い。実にシンプルなやり方だけど、親戚や友人の手を煩わせないので、いいと思いました。さらに、新書の予約もできますし、何より書店の担当の方のメールに安心感もあります。今回は、ジュンク堂池袋本店にお願いしました。この際、まだまだ買いたい本がたくさんあるので、徐々に注文していきます。

 同じような事がほかの商品でもできたらな、と思いました。例えば、中国人の日本への観光が増えているわけだから、体積の大きくない、現物を見て買う必要のない決まった買い物などは、事前に中国でネットで購入して、それをまとめて保管してくれる場所が日本にあれば、日本に行ったときに持って帰ることができますよね。
 自分が日本に行ったときに売り切れていたりとか、貴重な時間を費やして店探しをする手間も省けます。

 そういった意味で、今回、リアルな世界の書店の良さを改めて実感しました。非常にお店では手間はかかるかもしれないけど、そうした手間をやってくださるのは、本物の書店があるからなんですよね。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 
 


 

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年04月22日

もう、模倣でも何でもいいや〜 とことんやってくれ〜



 上海万博の1日目のリハーサルに参加できて、私自身は結構いい印象をもったのに、サーチナさんの記事も、サンケイさんの記事もなんかぱっとしない話題ばかりですね。

 というわけで、純粋に私が万博にいってきて、2日目にぶっ倒れるほど歩き回った私なりの感想をこのサイトの特集記事に投稿しました。
上海万博最新レポートです。自分で撮ってきた写真も沢山いれてみました。やっぱり、百聞は一見に如かずですよ。

 模倣でも、盗作でも、準備の不備も、いまさらといった感じだし。
 やれ「万博を開催する資格がない」とか、そんな昔の事を遡ってワイワイいう人たちも出始めていますね。

 出稼ぎ労働者やボランティアたちの努力もあって、ここまで完成できたわけなのだから、今からは、何をすればこの上海万博を成功に終わらることができるか、考えましょうよ。そっちのほうがずっと精神的に楽しい。
 過去のことを掘りくり替えして、2〜3秒程度の反省はするのはいいかもしれないけど、それをうだうだ言うのはよっぽど世間は閑なんだなと思います。

 中国館の安藤忠雄氏の件にしても、安藤氏自身も建築設計で上海と関わりがあるわけだし、ニュースなどでもその建物を絶対みているはずです。だから、模倣云々より、人々が騒ぎ立てることのほうがずっと悲しいですよね。

 きっと、中国の中で、世界の中でいろいろと前に出すぎていた、あまりにも絶好調に見える上海に対しての、中国人から、さらに全世界からの目が厳しくなっているのだと思います。
 これは大変結構なことです。そして、上海がまた大きく成長するチャンスを与えられたのだと私は確信しています。

 15年間上海と一緒に成長してきた私にとって、この今のような上海の変化は正直夢を見ているようです。もう正直上出来も上出来です。期待以上です。だって、いつの間にか、世界から注目される街になってしまったのですから。

本の宣伝です。私も執筆しておりますので、日本の本屋で見かけたらぜひ。


 私自身に関して言えば、もし中国に中医学がなければ、上海には行っていなかったでしょうし、こうやって上海で仕事をする気なんて微塵もありませんでした。
 私にとって、中国にいる最大の理由はここに中医学があるからなのです。中医学はつぶれもしないし、逃げもしませんからね。起業やビジネスを目指して来られる方とは、きっと違う感覚かもしれません。

 1996年私が日本を出るとき、私の父から、「そのうち上海のほうが良くなって、帰ってこなくなるかもしれないね」と冗談半分に言われたことを記憶していますが、私は半信半疑でした。「そりゃないだろう〜」って。
 でも、こうやって家族が私の背中をプッシュしてくれたからこそ、今ここに私がいるのだと思います。

 正直、中国人の学生の中での医学部在学中の勉強はきつかったです。だけど、日々みるみる成長する上海と一緒にがんばっている気がして、それは大きな励みになりました。そして、密かに私をサポートしてくれた今の上海人の妻にも感謝・感謝です。沢山の中国人に助けられながら、私は成長しました。これは間違いありません。

 そして、上海が国際的に実力を付けてくれば、そこで長く奮闘している私たちにとってもいいことです。よりハイレベルなサバイバルができるわけですからね。
 
 ここにに私がいることはものすごい縁だと思っています。こうした上海との縁もこれからもはぐくんでいき、40代の自分に向けてうまくバトンタッチできるよう日々勉強に励みたいと思っていますし、さらに上海との縁が深まれば深まるほど、日本との関係も深まり、日本に呼ばれることも増えました。
 
 うれしいことです。

上海万博センター なかなかすっきりした建物です。


 死ぬまで芯がぶれない人生、これがいつでも私と妻の共通の目標です。

 そういった意味では、子育てに忙しい中でも、中医学を放棄せずに仕事をがんばっている妻もすごいと思っています。中医学って、医学の一つだけど、不思議な魅力がいっぱい詰まっているのです。

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