2010年04月21日

飲用水

 4月21日は、午後ダウンしてしまいました。

 昨日、万博見学で1日張り切りすぎたのか、久しぶりに疲労感に体全体が襲われました。でも、万博会場内を歩き回ると、予想以上に体力を消耗します。夏は特に要注意でしょうね。今回の万博会場は、「歩く上海万博」です。会場が広いので、移動が結構大変でした。そういえば、虹橋空港も浦東国際空港もさんざん歩かされますからね。
 
 こういうときは、休むに限ります。自宅で爆睡しました。おかげで、今朝は快調です。たまには、休養させないとだめです。

 さて、昨日乗ったタクシーの運転手が、万博会場にある「給水器」について私にいろいろ言ってくれていましたが、給水器に口をつけて飲むやり方があまりにも「気持ち悪い」と。

 たしかに、日本ではよく見かける飲用水用の給水器でも、中国ではまずありません。不特定多数が口元につけるのは中国人には受け入れがたいでしょう。会場内にこのタイプの給水設備がたくさんあります。高さも、身長にあわせて何段階かに分かれています。

 蛇口から直接水を飲めるというのが、上海万博最大の売りです。上海ではまず考えられないことですから。でも、ちゃんと利用してもらえるのでしょうか。

 そこで、私も飲んでみました。

 肝心の味ですが。。。。確かに飲むことができます。お腹は大丈夫でした。でも、最後の一押し(クリーンさかな?)が足りない、といった味でした。
 我が家でつけているアクアさんの浄水器の水のほうがはるかに美味しかったです。

文化の違いですよね 中国人はマイコップを持ち歩いている人が多いから、蛇口式の方が良かったかも。


 でも、水は必要です。会期中、夏になればなおさらでしょう。

 場内にやたら登場している公式スポンサーでもあるコカコーラのスタンド。そこで、コーラを買って飲め、というのも強引な話です。もちろん、水も売られていましたが、これだけ真っ赤のコーラがあると、少々うんざりします。

 もっと健康的な飲料を出して欲しかった。例えば、王老吉の涼茶なんかも、中国らしくてかつ中国伝統医学(中医学)と関係があるのだから、注目されたはず。

 万博レポートを今書いております。今日中に発表できると思いますので、ご期待ください。

中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 本日更新しました。 
 

混んでいないレストランが見つからず、仕方なく食べた65元パスタ。量少ないし高い!
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年04月20日

上海万博にエールを贈りたい

 今日の上海万博のリハーサルについて、日本のマスコミはさっそく酷評していますが、実際現場にいた一人からすると、それほど醜い状態ではなく、私はむしろよくがんばったと評価したいと思っています。

 中国式に、きっとうまく運営していくはずです。期待しています。

 万博には様々楽しみ方があるわけで、私は1回目でかなり満足し、また次回も行きたいという思いがかなり高まりました。

 まず、大学生を投入したボランティアがサービスを高めようと努力していた様子が感じられました。
 私も、色々なことを彼らに聞きましたが、気持ちよい返事が返ってきます。上海人のおばさんボランティアではなく、比較的サービスに対しての理解のある大学生を投入したことは正解だと思います。ぜひ、気軽に彼ら(彼女ら)に話しかけてみてください。

記念の予行演習用入場券とおそろいの服を着たボランティア


 確かに、多くのパビリオンは未完成で、パビリオンを楽しむことに重点をおけば、きっと物足りないかもしれませんが、上海万博エリアを探索するだけでも、ものすごく楽しいです。建物がいい。今までのように中国らしくないんです。結構意表を突かれました。

 その中でも、私も写真の場所のような憩いの場所を見つけました。世博公園や後灘公園などは、ぜひ歩いてみたいところ。盧浦大橋の袂にあり、さらに巨大クレーンが保存されていて、口港都市上海の原型を感じられます。湿地帯もなかなか気が利いていました。

 この日は、人も少なかったので、私はベンチに座って黄浦江を行き交う船をみていました。

 

世博公園や後灘公園


 世博軸は、巨大ショッピングモール&レストラン街です。様々な店が並んでいて、どこかの巨大商店街やデパートをイメージさせます。ここを歩くと、この万博の巨大さにびっくりするかと思います。

 よって、園内をいろいろ歩いていると、以外と一般の人が気づかない穴場的な場所があり、空いているコンビニや喫茶店なども見つけることができました。

 私も、そうした場所から今日の昼間のブログをアップしていました。

 

世博軸と世博文化センター


 日本からは大阪市からも出展している城市最佳実践区も結構よかった。大阪生まれの一人として、中国人の見学者が少なくなかったことにホットし、さらに日本人女性の中国語による進行に、感動しました。
 ほかの都市が、まだ展示物を完成させていない中、大阪市は立派に運営されていました。さすがです!

 これから、様々なイベントが行われることかと思います。上海に在住する一人として、少しでも万博を盛り上げることができたらと思っています。ただ、とても1回で見学できる広さではないので、回数券を買って徐々にみていこうと思っています。

 会場までの混雑に関しては、地下鉄を上手に使えば結構防げることもわかりました。私のように浦東聯洋エリアにお住まいの方は、9号線と7号線を駆使すると結構ラクです。2号線や8号線、4号線はなるべく利用していません。中国で快適に暮らすには何でも自分での工夫が必要ですよね。

中国ブログランキングへ

「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 
 

 

城市最佳実践区に出展している大阪
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

それは良くないと思います

 地下鉄7号線で、万博会場を後にして、我が家のもう一つの最寄り駅である、花木路の駅に到着。さすがに疲れました。万歩計をみると、すでに28000歩!いつも1万歩歩くのも精一杯なのに、すこしびっくりです。

 新国際博覧センターで展示会があったのか、なかなか帰りのタクシーが来なかったので、花木1路の路線バスで、帰途につくことにしました。

 そのとき、花木路と芳甸路の交差点で、私がふと目をそらしたときに、事故がありました。相手は、黄色のSからはじまる某大手セキュリティー会社の業務用車。引っかけられた相手は、道路を渡ろうとした道路清掃のおじさん。三輪自転車に乗っていました。

 ほんの一瞬の出来事で、三輪車が転倒。幸い、道路清掃のおじさんはケガがなかったのですが、腹立つのはこの引っかけた車。

 瞬間をだれも見ていないと思ったのか、そのままアクセルを全開にして逃走。私自身、ナンバーをメモする瞬間もなかったです。

 確かに、この程度の事故なら中国だったらよくあることかもしれないけど、事故を起こした車が人の安全を守るべきセキュリティー会社だけに、このひき逃げはどうも腹のムシが収まらない。
 
 この会社は日本のテレビCMで、世界各国に拠点があることをガンガン宣伝していて、確か一番最後のシーンは上海だったと記憶していますが・・・。

 さて、私はこれからシャワーを浴びて、服を着替え、東京から来られた方と会いに陸家嘴へ出かけます。
 最近、来客が本当に多いです。

posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類