2010年04月01日

新・外灘を歩く

 私が日本に出張している間に、OPENした外灘を、すこし歩いてきました。

 上海でもっとも有名で、かつ上海らしい風景をみることができるのが、まさにこのいエリアだったのですが、今回は観光客を占めだしての大工事だったので、長らくお目にかかることができませんでした。



上海のシンボル的写真がまた撮影できるようになりました


  そして、久しぶりに歩いてみると、その変貌に驚きます。上海に住んでいると、なかなか外灘にいくチャンスはないかもしれませんが、外灘の風景が変わっていますので、リセットをするつもりで行かれることをお勧めします。


 いくつか発見したこと。

 豫園と、外灘の南の端となる「十六舗」付近は非常に近くなっており、歩いて1キロほどの距離。豫園〜外灘〜観光トンネル〜浦東陸家嘴といった観光コースも、歩いていけます。

 外灘エリアの下にトンネルができ、車を地上と地下で分散させたのですが、どちらも朝夕は混雑しているようです。結局、車・路線バスの台数を減らさない限り、根本的な解決にはならないような気がします。地上部分ももっと少ない車の台数を期待していたのですが、これはすこし裏切られました。
 外灘トンネルは屋根がかなり低いため、結構圧迫感があります。最高時速は時速40キロに制限されており、安全にはくれぐれもご注意を。

 外灘信号台が復活し、なんとカフエが入っていました。上まで上れるので、外灘の景色を楽しみながら休憩もありです。

この噴水は、新しい試みですね


 広場がすっきりしたので、大勢の観光客がいても歩きやすいですが、物珍しさもあって、観光客の数が以前よりかなり増えています。また、まだ細部の工事が完全に終わっておらず、細部の処理がかなり甘いような気がします。

 しかし、南京東路から中山東二路を渡る道路は、歩道が復活しているので、以前のように地下道を歩くことはなくなりました。以前、あれだけ広かった道路が三分の二ほどにまで少なくなっており、道路拡張ばかりしている上海で、あえて狭めたという当局の努力には感心しました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類