
というわけで、清明節の休みを利用して、10年ぶりに上海動物園に行ってきました。
浦東からは、地下鉄10号線がまだ開通していないので、2号線を使って淞虹路まで移動し、そこからタクシーを使うと十数元で動物園へ行けます。まともにタクシーをつかって世紀公園から動物園まで走ると80元ほどかかりました。
ちなみに、動物園の入場料は40元で、象の曲芸などもセットにいれると50元かかります。上海の物価から考えると、決して安くないのですが、家族連れが非常にたくさん訪れていました。そのためチケットを買うのでもしっかりと並びました。
実は、上海でも今はパンダが熱いのです。上海万博のため、四川省からパンダが貸し出されているためで、現在、上海動物園には10頭のパンダがいます。そのため、いつもより人出が多いのだそうです。
パンダは屋外での展示と、屋内での展示に分かれていますが、いずれもガラス越しにみることにはかわりません。屋外でみるパンダは、それなりに広いスペースが確保されているので、あの愛らしい所作をじっくりと観察することができます。ただ、とにかく人が多いので、迷子にならないように十分に注意する必要があります。
しかし、上海動物園の入場者のマナーは相変わらず変わっていませんでした。動物にはしっかりと食べ物が入れ込まれていますし、特に猿のコーナーの地面には、様々な食べ物が散らかっていました。これでは、動物は体をこわしますよね。そうしたこと当たり前のことが、見に来ている人にどうしてわからないのか、いつも不思議でなりません。
あと、子供がこれほどいる動物園なのに、たばこを吸う人が多すぎる。たばこの煙のニオイを感じないところは、ほとんどありませんでした。上海はもともと大気汚染がひどいエリアなのだから、わざわざ嗜好品のために空気を汚染する必要なないと思うのですが。。。。
それでも、動物をこうやってまじまじと観察すると、気が安らぎますね。本当に不思議な癒しの力をもっていると思います。
今度は一度時間の見つけて、平日に動物園を訪れてみたいと思っています。
結構、日本人のファミリーにも出会いました。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて