でも、なかなかよくならないのが「歩きタバコ」。本当に、上海の歩きタバコはかなりの重症です。
普通に上海の街を歩いていて、特に繁華街などを散策していると、100%の確率でタバコのニオイと煙に遭遇します。タバコを吸っている人は、気持ちいいのかもしれませんが、町中どこにいってもタバコのニオイがするのは、正直きついですよね。
今の上海の状態だったら、タバコを吸わない人がマスクをしたほうが、手っ取り早いぐらい歩きタバコが多い。上海の街の空気がくすんで感じるのも、車の排ガス同様、タバコの煙も絶対関係あると思います。
私も、以前はあまり気になっていなかったのですが、娘ができてからタバコの煙に敏感になりました。赤ちゃんのまだきれいな肺を、そんな煙で汚染させたくないです。
でも、先日上海動物園に行ったとき、パンダコーナーの展示場所でも、係員の人3人が3人ともタバコをふかしていたのには驚き。密室の空間に煙が充満していて、とても子どもに見せてあげられるような環境ではないです。公共の場所で「禁煙」と言っていたくせに、全然守られていない。
タバコを吸うということが、あまりにも日常当たり前で、吸わないほうがなんか恐縮してしまうような中国の社会。禁煙に関していうと、キャンペーンをがんばっても、上海万博までには間に合わないと思います。
一応、レストランでの分煙と禁煙は行われつつありますが、これもどこまで徹底されているのかかなり怪しい。
うちも事務所ではだれもタバコを吸いませんが、両隣のオフィスからはタバコの煙がモクモクと漂ってきます。喫煙都市、上海!
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