書きたいことが山ほど貯まっているのですが、書かせてもらえないというのは非常にストレスが貯まります。

さて、上海の町中で、急速に増えている白色の万博タクシー。これから万博開幕までに4000台投入されるそうです。先日、仕事帰りに乗ることができました。
浦西から浦東まで30分近く乗せてもらいましたよ。
私が乗ったのは、VWのTouran(途安)タイプでした。上海では、いまファミリーカーとしての需要が高まっていますよね。私も、欲しいな!と思う車種の一つでした。そういえば、フランスでは、タクシーにも使われていました。
車内は2列シートですが、タクシーでありがちな白いシートカバーはありませんでした。Touranには、3列シートタイプのもあるのですが、上海のタクシーは2列シートです。
このタクシーは、今でこそ街角で自由に拾えますが、将来は万博会場のニーズに応えるために走るようです。
運転手に話を聞くと、一般的なタクシーとの違いは、その運営方式にあるそうで、大手のタクシー会社がベテラン運転手(3★以上)を出してきて、市当局が直接運営しているとか。そのため、運転手は万博期間中は一定の給与をもらい、今までの歩合制とは異なるそうです。しかし、興味深いのは、まだ今の段階でも給与がいくらなのか知らされていないという点。
「大丈夫?」と運転手に聞いてみたら、「な〜に、市政府は運転手に損はさせないよ」という返事でした。
しかし、上海で作られる車も品質が向上しましたね。乗っていて、非常に快適でした。とくに、この車は後部座席の足下が広々していて、窓から見える風景もいつもと違うように感じます。
南浦大橋の橋を渡ると、万博会場が見事なライトアップ。上海の街も、本当に美しくなったものです。
万博タクシーは、一応万博期間中だけの運転で、今後その4000台がどうなるかも未定だそうです。不確定要素がいっぱいありますが、とりあえず、乗客にとっては快適な移動になりますね。
結構なことです。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 本日更新しました。