2010年04月30日

上海のタクシーに異変あり

 昨夜は、「上海路地裏万博」の出版記念の打ち上げ。ライターが15人ほどあつまり、ブログでお馴染みの石川リエさん、小谷 まなぶさんの姿も。本職のライターさんや、フリーペーパーの編集の方もおられ、楽しいパーティーになりました。まあ、日本人が多いとはいえ、上海の街は小さいので、またどこかでお会いすることになると思いますが。。。。

 帰りなのですが、10時半も過ぎてしまい、遅くなってしまったのでタクシーを捕まえようと通りにでたら、なかなか捕まらない。

 万博がもうすぐ始まるのだな、というので街の現象として実感できるのが、上海市内のタクシー。運転手に聞いても、明らかに忙しくなっているようです。最近、街の中心部で空車がかなり減っているように感じます。

 私が乗ったタクシーの運転手に聞くと、昨日あたりから忙しくなっている運転手が増えているようで、今朝も6時ぐらいから明け方4時ぐらいまで働く予定のようです。運転手もすごいですが、このサンタナタクシーもすごいですね。24時間のうち、エンジンが止まっているのは数時間程度しかないですから。

 地方から毎日何万人と訪れてるわけで、上海の経済はまたぐっと活発になるでしょう。

 一方で、日本人向けの前売り券の販売はかなり低調なようで、日本人目標100万人が達成できるのか、今の段階ではかなり微妙なようです。まあ、日本人が多少来なくても、中国人が沢山来ますから影響はないでしょうけども。

 でも、日本人として残念なのは、ニュースでもみた日本人の若者男性の巣ごもり傾向。巣ごもりしても食べていけるというのは、結構な話でして、でも中国や韓国に出て行くことぐらいしないと、日本人の世界での存在感がますます薄くなってしまうのではと心配してしまいます。
 

 べつに中国とかアジア諸国と自分から仲良くする必要がないといえば、それまでですが、いまやそんな悠長なことを行ってられる時代ではなくなっています。オフィスで座っているだけが仕事ではないはずです。

 自分の娘が大きくなったとき、「昔ね、日本は中国以上の経済大国だったんだよ」だと話すと、娘が「うそ〜!、信じられない!」と返事してくる日が遠からずくるのでしょうね。

 当然、経済活動だけでなく、日本人としてその存在感を世界でアピールしなくてはいけません。がんばります。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類