2010年05月28日

月末は大忙しでした

 すみません。ブログの更新が少し止まってしまっています。すこしそれどころではなくなっていまいました。

 いま、自分の頭にインプットすることが多く、アウトプットするまで手が回っていません。私の頭の出来が悪くてスミマセン。。。

 中国で医師という仕事は、衛生当局絡みの試験が非常に多く、妻共々いつもその準備に追われています。それに加えて、毎年なのですが、5月末は日本向けの季刊雑誌の締め切りが集中し、診察時間の合間をぬってのパソコンとにらめっこの状態です。とりあえず、計1万字分の原稿は提出できました。

 そして、妻の試験が終わるまで、1週間ほど娘は実家にお世話になっていました。夫婦で自爆してしまったら話になりませんからね。娘のネタが最近少ないのはそのためです。

 また、6月3日〜5日は東京で講師の依頼があるため、スライドの準備にも没頭中。結構な数のお申し込みがあるようで、相当気合いが入っています。結局2日間に分けて行われることになりました。
 というわけで、通知を出しておりますが、6月4日の私の外来担当はお休みになっておりますので、よろしくお願いします。6日日曜日の外来は正常です。

 iPadに変えて、スケジュール管理表が見やすくなり、ラクになりました。思わぬご利益です。がんばるぞ〜。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年05月27日

「自炊」する

 iPadははっきり言って趣味の世界です。だから、

 まずは楽しくなければいけません。

 だけど、PDFファイルを読むという点に関しては、なかなかよくできていると思います。私はIPHONEでもGoodReaderをアプリとして使っていますが、非常によくできたアプリだと思います。iPad版も早速登場していて早速ダウンロードしてきました。このバージョンでは、USB接続でPDFファイルの転送が実現しています。

 日本語の電子書籍はまだまだ出てこないでしょうけれども、沢山の紙情報をパソコンと共有して管理できるというのは、やっぱり魅力です。電子書籍を待つまでもなく、とりあえず自分で電子書籍をつくればいいのですから。それを「自炊」と呼ぶことを、ブログの読者様から教えていただきました。ありがとうございます。

http://www.tez.com/blog/archives/001629.htmlご参考までに。

 私は、このやり方を日本の出版社の編集長に教えていただきました。出版社は編集室が本で溢れてくるので、スペースを如何に効率化するかがコスト削減に繋がるのだそうです。

 特に学会にいったときにいただく分厚い論文集や、日頃よく使う道具としての本、雑誌の整理には、PDF化はいいと思います。紙は電子化した後に廃品回収で売ってしまえば再利用されますし。机の上もすっきりします。とくに、上海では紙が高く売れますからね。

 実は、それを夢見て数年前にもPDF化を試みたのですが、パソコンの性能が追いつかず、PDFの作成も表示もトロトロしていて挫折してしまいました。でも、パソコンがこれほど高性能になり、HDDも大容量になってきたので、どんどんバックアップがとれるようになりました。科学技術の進歩はすごいと思います。

画材、文房具などなんでもそろう上海文化商厦


 そこで、そうした「自炊」をするために、日本でも3万円程度で裁断する機械が売られています。
 以前は、カッターでがんばっていたのですが、さすがに大変なので雑誌や分厚い本の裁断をできる機械がないかと上海でも探していたら、福州路の上海文化商厦にありました。
 中国語では、『裁纸机』というそうです。写真のものがそうなのですが、500元ほどでした。ただ、結構重いもので17キロもあり、フーフーいいながら持って帰ってきて、試行錯誤しながら組み立てました。(バラバラになっているのに、組み立ての説明書が入っていないのです!中国らしい)

 さて、これがまたよく切れるのです。厚さ4センチぐらいの本もばっさりと切れました。なによりも、切り口がすばらしくきれいなので、スキャナに連続給紙するのに引っかかりがなくスムーズです。

 心配されたデータの量ですが、300ページの本で中国語OCR後に大体18Mでまとまりました。PDF化も悪くないと思います。これで、書斎の雑誌もかなり処分できるかも。何より、検索にかけられるのがいいです。とまあ、色々なことを試行錯誤しています。できた部屋スペースはまた別のことに使いたいと思います。

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裁纸机
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年05月26日

自転車二人乗りの妙

 マイカーが増えたとはいえ、上海市内ほどの大きさの街で、さらにごみごみしているとなると、自転車が非常に便利です。しかし、自転車の最大の欠点は、基本的に定員が1人であるというところ。もちろん、中国の法律でも、一定の条件をクリアした場合以外は、自転車2人乗りは禁止です。

 そこで、中国の皆さんは色々工夫されています。

 私が、娘のために自転車の荷台に取り付けた子供用のイスは、結構どこでも見ますが、写真のようなイスもたまに見かけます。いったいどのように座るのか、不思議に思ってしまいますが、跨いでもいいし、横座りをしてもいいのだそうです。

 特に、若いアベックで、この位置に器用に座って移動している自転車を見ますね。普通、女性が座って男性が自転車をこぐのですが、こうした自転車の乗り方には、結構テクニックがいります。アツアツカップルの場合、自転車の後ろに座ると、会話などがしにくくなるので、あえて前に座らすようなことも。
 私の妻も含めて、上海人の女性は自転車に乗せてもらう乗り方にに「熟練」しているように思います。
 だからこそ、バイク式のタクシーも簡単に乗ってしまうのでしょうね。いや、私は上海にこれだけ生活していても、まだバイク式タクシー未体験です。
 

 でも、やっぱり自転車の2人乗りをしているのをみていて、一番多いのが荷台に横座りするパターンです。運転する方も運転しやすい。

 マイカーを使うようになって、運動不足の上海人が急増しています。近い将来、また自転車が注目されるようになるかもしれません。

 私も、一時車を買うことを考えた時期もありましたが、やっぱり徒歩+自転車でがんばります。そのためにも時間に余裕のある生活を心がけないと。

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