2010年05月22日

徐匯区にすばらしいウオーターフロントが

 上海はなんでも作るのが早い!

 今日はいつもになく忙しかった診察を終えてから、運動をかねて上海の旧竜華空港のほうまで。座ることが多い日は、どこかに足を伸ばして運動するように心がけています。すると、なんともすばらしい公園が黄浦江沿いに完成しているではないですか。

 詳しいことは特集に寄稿しますが、かなり大規模なウオーターフロント計画が進められていて、まさに上海第2の外灘と言ってもおかしくないぐらいです。

 竜華エリアというと、竜華寺から南のアリアを指します。私が90年代に上海中医薬大学の徐匯区の旧キャンパスで勉強していたころ、結構治安のよくないややこしエリアでした。道が細く、くねくねして、外来人口が多いところとしても有名でした。時には、あまり行かない方がいいと言われていたぐらいです。

 それがいまや、面目を一新しています。

 徐匯区といえば、徐家匯や病院、研究所などをイメージしてしまうのですが、実は黄浦江にも面しているんです。そのエリアを徐匯浜江と総称して、再開発しています。万博後を見越した再開発であることは明白です。

 



この写真をみて、どこから撮影したか分かればかなりの上海通です


 しかし、よく歩いた。

 竜華エリアからひたすら黄浦江にそって北上し、打浦路まで歩いたのですから。それだけ、歩いてみたくなるようなプロムナードができたというワケです。対岸には上海万博の会場がくっきりはっきり見えました。万博のおかげで、黄浦江が見違えるように生き生きしてきたと思います。

 万歩計をみたら2万歩達成。

 なんか嬉しいです。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年05月21日

売れまくっている万博パスポート

 上海万博のお土産ランキングのなかで、トップに出ていたのが万博パスポート。実は、私も欲しくなって5月1日に行ったときに買いました。色もさまざまあり、それによって人気も違うそうです。ここにその実物があります。いわゆるスタンプ帳で、これをもって各パビリオンに入場し、出口で記念のスタンプをもらう、ただそれだけのことです。

 しかし、なぜこれがそんなに売れるのか、当初は私も理解に苦しみました。過去の万博でも、確かに万博パスポートは売られていたのですが、普通は入場者の5%前後が購入するだけで、今回のように10%以上の入場者が購入するというのは、主催者も考えていなかったようです。

 5月1日に万博パスポートが発売されたときには、取り合いの人気でしたからね。私自身、購入するのに大変でした。今は、会場内の土産物屋で普通に手に入るそうです。

 そこで、私もじっくりと中国人のスタンプを押す様子を見いたら、どうも1人で10冊ぐらいの万博パスポートをもってスタンプを押しに来ます。話を聞いてみると、どうやら友達や親戚の分まで押してあげているのだそうです。

 このパスポートですが、国によって押すページが決まっているのですが、こちらの報道では、某国のページには絶対押さないという方針を決めている北の国もあるそうです。おお、さすが某国!と思いました。

 中国人にとって、海外旅行というのはまだまだ夢のまた夢。もちろん、上海人とかになれば、結構海外にいっていると思うのですが、中国全土では90%の人たちが海外に行ったことがありません。
 そのため、この万博でニセのパスポートでも、そこにはんこが押されていくことは、やはり楽しいのだそうです。その結果、なかなか入れない国のパビリオンのはんこがあったりすると、プレミアムもつくそうで、インターネットで売買されているというような記事も出ていました。

 でも、中国の皆さんは、総じて集めることが好きですね。切手にしろ、貨幣にしろ、お茶の葉や中医薬までも、集めておいて価値を高めるといったことは、日常よく行われていますが、万博のスタンプに関してもそうなのでしょう。

 短い時間に、沢山の場所をどん欲に回るという中国の人たちの万博参観の方法は、彼らの海外旅行にもいえることで、とにかく沢山見て回りたいという人が多いみたいですね。まだまだ海外に行けるチャンスが少ないわけですから。 

 なかには、本物のパスポートにこのスタンプを押してしまった人もいたようで、それは入国審査・出国審査に大きな影響がでるのでやめてください、と当局は注意していました。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて  本日更新しました「五穀と中医学」です。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年05月20日

6月3日〜5日まで東京

 ショートステイですが、6月3日〜5日まで東京にでることになりました。

 会員向けの中医学の講演会の依頼ですので、OPENにしておりませんが、とりあえず日本に飛びますので、6月3日と4日の外来はお休みさせていただいております。まだスケジュール的に多少時間がありそうですので、私に日本で用事がある方は早めにご連絡下さい。

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 実は、昨日は空き時間をみつけて竜陽路にある新国際博覧センターへ行っていました。鉄道フアンにはたまらない地下鉄車輌や設備、高速鉄道の展示会です。

 しかし、この日の上海新国際博覧センターの人の入りはすごい。まさか、こんなに「鉄ちゃん」が中国にいて、それもおしゃれな女性が多いのかとおもったら、勘違いも勘違い。

 この日は、このバカ広い上海新国際博覧センターで、同時に美容関係の博覧会が行われていて、さらに食品関係の博覧会もあったりして、3つの展示会が同時進行。大賑わいでした。やはり、美と食に対する欲望は、どこの世界でも同じですね。

セキスイが最新の枕木の技術を紹介していました


 上海で行われるこうした展示会ですが、以前はちゃちなものが多かったのですが、最近は充実していますね。社会の発展を実感できます。上海新国際博覧センターもなんとまだ拡張中。どこまで大きくなるんだ!という勢いです。

 今回の展示で私を圧巻したのは、時速380キロで走らせるというCRH3型の列車。ここには、CRH2で登場した日本の新幹線コピーの姿はありませんでした。ちょっと残念。でも、「はやて」型では時速380キロ走らせるのは無理でしょう。
 7月1日にまず上海−南京の高速列車が走り出しますが、これはぜひ試乗にいかないと。ワクワクしてきますね。中国の都市間ネットワークがますます便利になります。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 

美容関係の展覧会はすごい賑わいでした
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類