2010年05月01日

上海万博、夜もなかなかいいです

 結局、夜18時半頃に上海万博の中国館に到着。

 それまで多少時間があったので、万博パスポートが出ているかもしれないと思って、公式土産物売り場を訪ねてみたら、ありました。今日は販売されないと思っていただけに、ちょっとトクした気分。1冊30元なのですが、ものすごい人気商品の一つ。次回は、妻と一緒にくるので妻にも1冊買いました。やはり、赤が人気があるそうですが、残念ながらあったのは緑だけ。なんか、昔の居留証みたいです。

 アフガニスタンなど中東・南アジアのパビリオンが中国館に近かったので、すこし散策していました。アフガニスタンでは、様々な工芸品が販売されていたのですが、結構な人だかりになっていました。

 中国館ですが、予約券があっても、中で結局20分ほどは並ばされました。個人で来る観光客は予約券で入場するのですが、団体はべつの予約で入場しているので、どうしても行列になってしまいます。

 入り口では、中国人のおばちゃんが、予約券が手に入らなかったので「朝8時から並んでもダメだったのだから、入れろ!」と執拗に抗議していました。中国では、たまにこうして騒ぐと入れてもらえることがあるからのおばちゃんの必死の行動だと思うのですが、でもすこしみっともないですよね。

 中国館については、まだ行っておられない方も多いと思うので、ここには詳しく書きませんが、それなりに楽しめました。
 館内も広く余裕をもって設計されているので、ぎゅうぎゅうということはありません。映画を見たり、今日は故障していましたが、乗り物にのって展示物を見学するなどの試みが行われていました。

 改革開放後の経済の発展よりも、むしろ環境保護と歴史の遺産を重視するような内容でした。しかし、ここもどちらかというと中国語が分からなかったらつらいでしょうね。あまり外国人にはやさしくありません。
 また、意外にあっさりと出てきてしまった印象もありました。

 というわけで、駆け足でしたが、上海万博の1日目は終了です。

 夜はイルミネーションが非常に美しいです。
 また、昼間の熱気も一段落し、川から吹く冷たい風も心地よかったです。

 帰りは地下鉄7号線で花木路まででて、そこから歩いて帰りました。会場内では時間が過ぎるのはあっというまで、十分夜までかかります。それでも、外国のパビリオンをほとんど見ていないのですから、楽しみは次回以降に置いておきます。

 こういう展示をみると、世界は本当に繋がっているのだと実感してしまいます。確かに、中国大陸をひたすら西に歩いて行くと、ヨーロッパに着くわけですから、不思議な感じです。
 だったら、私自身の世界も、中国・日本にとどまらず、もっと広げたいなと思ってしまいました。それは、きっと私にとっては中医学がキーワードなんだと確信しています。
 そういえば、東京の学会でお会いしたサウジアラビアのアラブ人の教授も、ものすごく私のやっていることに関心をもってくださいました。これから、どこで繋がってくるか分かりません。がんばります。

 次回は、5月10日に万博会場へ行きます。またどんな改良が行われたのが期待しています。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

上海万博ベストCITY実践区

午後から上海万博のベストCITY実践区を見て回っているのですが、いや〜、広い!とてもすぐには終わりそうにもありませんね。

 このエリアは人も少なく、でも私の好奇心を満たしてくれるパビリオンがたくさんあり、結構楽しんでいます。いまフランスのアルザス地域のベストCITY実践区の屋上のカフェで小休止。
 
 屋上から、南浦大橋がきれいくっきりと見えています。周りにいるのはフランス人ばかりで、ウエイトレスもフランス人でした。15元のアップルパイを注文して、このブログを書いています。

 フランス語が所々から聞こえてきて、またフランスに行きたくなりました。パビリオンにはお国柄が出てきます。(笑)

 フランスも含めて、さすがに欧米は環境問題などにいろいろ取り組んでいることがものすごくよく分かりました。

 万博って、確かに人も多くて大変だけど、世界中のいろいろな地方の文化を垣間見れておもしろい。なんか中国を脱出したくなりますよ。自分たちがものすごくちっぽけなエリアに缶詰にされているような気分になりました。

 おそらく、海外に行ったことのない中国人の人々がこうした展示をみると、海外への夢が膨らむでしょうね。

 うう〜ん、ピザのいいにおい。

 中国館の予約は18時半からですが、15時半の段階でE区にあるベストシティー実践区ですらまわりきれていません。今度来たときに楽しみにいくつか置いておきましょうか。

 私は、ここが気に入りました。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

中国人のための万博

 メインパビリオンの一つである、「都市足跡館」から出てきました。たっぷり1時間以上みるのにかかりました。内容が豊富で、ゆっくり見ていたらすぐに時間が過ぎてしまいます。

 特に、私の大好きな中国の民家の移築建築などがあったのですが、解説が全然ない! 全体的に思いましたが、中国語でも解説が少ないですね。英語などはまず絶望的です。地元中国人への対応だけで、精一杯なのかもしれません。

 お昼は、園内のローソンのお弁当で済ませました。日本産業館の前で、8個35元(だったと思う)の道頓堀の某店のたこ焼きがあったので、かなり買おう!と思ったのですが、来月は日本出張なので、やめました。(笑)

 ところで、パビリオンの予約方法が大きく変更されていました。(変更が報道されていないぞ!)
 これまで、1枚の入場券で複数のパビリオンが予約でいたのですが、今回は1枚につき1カ所のみの予約です。むむ〜、これではあまり時間の節約ができませんね。日本産業館もお昼前にいったら、2時間半の行列でしたし。各国のパビリオンに関しては、個々に並ぶ方法しかないそうです。まあ、予約端末はシステム的にもいろいろトラブルがありましたからね。仕方がないか。

 写真撮影は、相変わらずマナー違反が多く、外国人も含めて結構注意されていました。そのうち、注意するのが面倒になってか黙認というところも多かったです。パビリオン内での飲食も相変わらずですね。バリバリとお菓子を食べながら、展示物を見ている人は多いです。

 天気はかなりよく、暑いぐらいです。休憩所のパラソルエリアには、ミストが出ていました。すこしぐらい温度は下がるかもしれませんが、パソコンを使っている私にとっては大敵かも。

 私も休憩しながらばちぼち回ります。午後からは、結構楽しみにしているEエリア(ベスト都市実践エリア)を回ろうと思っています。

 しかしですねえ、5月1日に発売と発表された万博パスポートは、結局間に合わず、5月2日以降の発売になったようです。パビリオンのスタンプを押していく代物なのですが、残念。これも、たくさんの人が問い合わせていました。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

船で無事万博会場へ、中国館予約券もゲット

 無事、上海万博の会場に入りました。

 前回は、浦西の西蔵南路から入ろうとして、1時間も待たされたので、今回は東昌路にある水門をつかって、万博会場に入りました。

 フェリー乗り場に着いたのが7時15分頃。
 早速行列ができていましたが、まだ大したことはありません。

 7時45分ごろから安全検査のゲートが開き、スムーズにフェリー乗り場でへいけました。ここで、安全検査をして、チケットと機械に通すと、後は船に乗り込んで、万博会場へ行くだけです。会場までは、船で30分ほど。

 乗船前に、中国館の予約チケットが配られたので、とりあえず確保。予約券の時間をみると、夜18時からでした。

 船は8時20分ぐらいに出航。万博会場(浦西)には、9時前に到着。会場はまだまだガラガラでした。おそらく一番乗りだったかな(笑)

 この30分のクルーズはかなりおすすめです。外灘の景色だけでなく、南浦大橋の下もくぐります。

 予約機では、とりあえずメインパビリオンの予約ができるので、城市(都市)足跡館の予約券をゲット。これから10時に見に行ってきます。

 思ったほど混乱もしていないし、これから上海万博を楽しみます!
 さあ、お祭り開始だ〜。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

今日は万博行きますよ〜

 夜の外来が終わって、ヘトヘトになってタクシーで一路浦東へ。
 なんやら上海万博の花火大会があるとかで、交通規制を心配していたのですが、結局は大したことなく、南浦大橋も特に問題なく通行できたのですが、おやおや渋滞し始めているではないですか。

 なんと、マイカーでの花火見物人が出始めていたのでした。

 南浦大橋は、自動車専用道路で、ものすごく通行量が多い橋なのに、橋の上に車をとめて花火をみようという根性には感心しました。おかげで、後ろには渋滞が。公安が出ていましたが、あまり効果はないようです。中には、車のサンルーフをあけて、カメラを構えている子どもも。

 私は、万博会場の夜景は車からしょっちゅう見ているので、それほど興味はないのですが、初めてこの橋を通過すると確かに見たくなりますよね。

 今日はいよいよ5月1日。早速、上海万博見学の2回目に行きます。いろいろ資料をめくりながら、さて、どこに行こうかと考えるだけでも結構楽しい。
 4月20日に一度行っているので、いろいろな意味での「免疫力」はできているので、大丈夫です。

 国が力を入れているイベントですから、楽しまなきゃ損。

 パソコンを持って行くので、万博会場からまたご報告します!

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南浦大橋もきれいにライトアップされていました
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類