車の免許は上海ではいらん!と思っていた矢先、たまたまうちの妻方の近い親戚が自動車教習所の教官をやっていることを知り、偶然に出会ったのをきっかけに「車ぐらい運転できた方がいいよ」という言葉に刺激を受け、「じゃあ、やります!」ということで、昨日から空き時間を見つけての自動車教習所へ通うことにしました。
妻と2人でマンツーマンでのカリキュラムを組んでくれました。
上海中医薬大学の大学時代は勉強に実験に忙しく、とても時間をとって日本で運転免許を取る時間がなく、結局日本での自分移動用の「原チャリ」の免許を取得しただけ。
ところが、いざ仕事を始めてしまうと、これまたもっと時間がなく、合宿免許で2週間もクリニックをお休みにして運転免許を取りに日本に戻ることは不可能。実家では妹も弟も免許を取っていたので、そろそろ「車の免許ぐらいはとらないかん」と思っていたら、今回の出会いがあり、決心しました。
ということで、さっそく親戚の教官に連れられてまず行ったのが身体検査。閔行区にある莘庄の北広場から車で数分いったところに「上海市機動車学習駕駛身体健康検査場」があり、そこで上海市疾病予防コントロールセンターによる身体検査を受けました。
この日は、写真撮影に40元、健康診断に60元かかりました。このとき、外国人の臨時居住証が必要なので忘れないように。
視力・聴力検査・心電図・色覚チェックなど一通りの検査を終了。
平日の午後とはいえ、結構な人混みでした。ちょうど大学入試が終わり、卒業したばかりの人たちが結構きていました。私の前に並んでいた高校新卒者も話を聞くと、アメリカ留学前に車の免許をとりに来ていました。中国の免許証は国際免許が取得できませんが、アメリカで筆記試験を受けたら書き換えOKとのこと。
私は普通免許にあたるMT用の小型汽車C1型にチャレンジします。AT用の小型汽車C2型もありました。そのほか、軽便バイクF(以上は18〜70歳)、2輪バイクE(18〜60歳)、都市バス運転A3(21-50歳)、大型トラックB2(21-50歳)があります。
田舎で取得した免許証はダメですが、上海・広州・北京などの大都市で取得した運転免許証は結構海外でも使えるらしい。そのあたりの実体も調べてみます。
上海で免許を取得し、日本に住んでいる中国人に話を聞くと、日本では技能試験と筆記試験を受けたらよく、ちゃんと事前のトレーニングも受けられると言うこと。まあ、このあたりも自分で体験してみます。
ちなみに、この親戚に話を聞くと、昔は上海の普通免許でもトラックを運転して教習を受けたらしい。今では、ちゃんとサンタナで教習が受けられるのでこれも時代の変化ですね。
では、妻と一緒にがんばってきます。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて