2010年06月15日

ぶれないという難しさ

 昨日、担当の外来終了後、5回目の上海万博に行くはずが、運悪く雨が降り出してきたので中止。自分一人だったらまだしも、小さい子どもを連れてまで家族連れで雨の中、万博に行くのは思わしくないので、途中まで出てきたのにもかかわらず引き返しました。
 あとでニュースにこの日は50万人を超える入場者があったそうなので、行かなくて正解かと一応納得。本当は少しでも家族サービスしたかったんだけど。。。

 それで、せっかく夜は自宅にいるのだからと日本とカメルーンのサッカーでも見ようと準備していたのですが、残念ながら娘を寝かしつけている間に自分も寝てしまい、気がついたら朝でした。明日は休みが取れたし、ホッとして寝込んでしまったのでしょう。
 まあ、小さい子どものいる家庭では、深夜にテレビをみるなんて贅沢な話です。

 とはいえ、結果は気になるもので、朝ネットをつなげてみるとなんと日本が勝っている!これはめでたい限りです。

 どういう試合だったのか、私は見ていないので知るよしもないのですが、ニュースなどの前評判を見る限り、かなり冷たい空気が吹き荒れていた岡田監督。なかなか勝てないチームに、我々サポーターにもいらだちの感が否定できなかったように思うのですが、それでも本番での結果はしっかりと勝ってきました。

 もちろん、本田選手をはじめとして第一線の選手もすごいと思うのですが、指揮官としての岡田監督が、自分のやり方で最後までやってこられたという信念に私は感心させられました。いろいろ外からの酷評や批判はご本人もよく承知されていたはず。ものすごい重圧だったと思います。とくに、えらそうに口ばかりの評論が多いこのご時世に、監督としてチームを引っ張ってこられた腕力に、私は今の日本に欠けている何かを感じました。

 この世の中、非難するのは簡単なんですよ。過去を振り返ってああだ、こうだ言うのも、なんとでも言ってしまえる。でも今この地点で目に見える結果を残すことは非常に難しい。だから、自分でこれだ!と思ったことを継続的に最後まで地道にやっていくしかないと思うのです。小さな達成感を積み重ねながら。

 この結果は、私自身にも大きなエネルギーをいただきました。ありがとう!

 韓国もギリシャに勝ったし、アジア勢恐るべし。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 本日更新しました。「中医学と漢方の間で」です。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年06月14日

採点官

 中国の大学入試が終わって、いままさに採点作業が行われているのですが、採点官というのは、てっきり大学の先生がするものだと思っていたら、中国では高校の先生も対応するのですね。さらに、中国の大学入試は大学では行われずに高校(中国語でいわゆる中学)で 行われるのですから、大学で行われる日本の大学試験とは明らかに制度が違います。
 また、試験が平日に行われるというのも、違いますね。でも、交通渋滞が大変な都市部の問題があるので、今後は週末に大学入試ができないか、検討に入ったようです。

 採点作業は、できる限りオープンにできるよう、受験生の父兄がその様子を見られるように、その代表が見学にいっていました。人治主義のお国柄だけに、ちゃんと規定通りに採点されているのか、そっちの不正の方が気になっている父兄が多いみたいです。

 とくに、国語の作文の採点は主観が入らないようにするために、非常に神経を使っており、一人の文章に対して2人の採点官がお互いの点数が見えないように採点し、2人の採点官の点数の開きがありすぎたら、さらに上の採点官がチェックして点数を出してくるようです。

 日本の小論文試験はどのように採点するのか私は知りませんが、客観的に評価するということは難しいですね。

 以前よりマシになったとはいえ、大学に入ることが人生を左右すると言われている中国では、採点官の一挙一動がマスコミに報道されるほど注目されています。





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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年06月13日

教育という名目で

 6月14日はクリニックでの診察を終えた後、5回目の上海万博参観にいってきます! 今回は会場にノートパソコンを持ち込まず、iPadでどこまで更新できるか、やってみますね。
 今回は娘と妻のほかに、義父も一緒に行くことになりました。みんなで楽しんできます。
 
 ところで、先日、上海万博の世博局副局長の周漢民氏が興味深いコメントを出していました。

 「万博の主な目的は教育である」と。

 まあ、そうでしょう。ある意味、学校の文化祭と似ているところもあります。
 中国のように多種多様なマナー感をもっている民族の集合の場合、パビリオンに入館するのに並んだり、押し合わないようにする、割り込みをしないといったことを守ってもらうのには大変なことです。
 それでも、サウジアラビア館のように最長9時間も行列しているという姿をみると、これはすごいことです。中国も進歩したなあと感じてしまいます。

 ただ、パビリオンの参観の仕方にはまだまだ問題点も。例のスタンプ騒動もそうですが、スタンプを押すために一人で500冊の万博パスポートをもってきた強者もいたそうで、パビリオンを見るという本来の目的ではなく、本末転倒しています。最近では、ニセモノのスタンプすら登場しているようです。さすが中国!

 さらに、周漢民氏はまだまだ中国の人たちの文化的素養が低いため、パビリオンの展示物を見ても理解できない人が大勢おり、まだまだ各国の文化に対しての敬意がなさすぎるといったことも言っていました。万博もその開催場所にあったあり方が必要なのでしょう。
 展示物を触りまくったり、大声で話したり、健常者が車椅子にのってみたり、常識では考えられないことがまだまだ発生していますから。

 でも、これから10月31日の閉幕まで、上海万博では色々なドラマが生まれることです。万博後の上海がどのように変わるのか楽しみです。

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