2010年06月05日

ポスターの女性

 万博が始まってから、地下鉄の駅やコンコースでよく見るようになったポスターに、「上海歓迎您」の大きな女性入りのものがあるのですが、ここに登場している女性は、絶対上海人だと私は勝手に決めつけています。
 というか、あまりにも私のイメージしている上海人女性に近い。

 中国はやたら広いので、各地域によって人の姿や形がかなり違うのですが、なぜか私の頭の中で、上海の女性というと、この写真のような女性の姿をイメージしてしまいます。背が高く、ちょっときつそうで、でもなにか愛嬌があるような感じ。ほりが深い北方の女性とはまた違います。

 きっと、昔、上海に初めて来たときに感じたイメージをそのまま引きずっているように思います。

 15年前、上海の中国銀行漕河支店の窓口に座っていた上海人のお姉さんも怖かったですからね。でも愛嬌があって、留学生の人気者でした。あのお姉さん、今はどうしているのだろうか?

 しかし、私の妻も上海人ですが、この写真のイメージとはまた全然違います。料理も結構得意だし、私よりずっとマメ。毎日のお弁当も作ってくれています。というわけで、なにも家事をしないという世間で言うステレオタイプの上海人の女性とは違います。ただ、男もがんばって子守・家事をしなければ、もちろん怒られます。これは同じかな。

 結局、我々が勝手な偏見をもっているわけなのです。
 たまにことあるごとに「中国人は・・・」という日本人がいらっしゃいますけど、それはすこしおかしいですよ。
 

 

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類