また、試験が平日に行われるというのも、違いますね。でも、交通渋滞が大変な都市部の問題があるので、今後は週末に大学入試ができないか、検討に入ったようです。
採点作業は、できる限りオープンにできるよう、受験生の父兄がその様子を見られるように、その代表が見学にいっていました。人治主義のお国柄だけに、ちゃんと規定通りに採点されているのか、そっちの不正の方が気になっている父兄が多いみたいです。
とくに、国語の作文の採点は主観が入らないようにするために、非常に神経を使っており、一人の文章に対して2人の採点官がお互いの点数が見えないように採点し、2人の採点官の点数の開きがありすぎたら、さらに上の採点官がチェックして点数を出してくるようです。
日本の小論文試験はどのように採点するのか私は知りませんが、客観的に評価するということは難しいですね。
以前よりマシになったとはいえ、大学に入ることが人生を左右すると言われている中国では、採点官の一挙一動がマスコミに報道されるほど注目されています。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて