2010年06月15日

菖蒲と粽の準備

 連休2日目の上海は良い天気です。会社によっては、先週の土曜日から5連休のところも多いそうですね。

 さて、我が家では朝から端午節の準備のため、花木エリアにある櫻花路市場まで自転車で材料を買い出しに行きました。娘を連れて行ったのですが、朝7時前とはいえ、結構な賑わいです。とくに、菖蒲とヨモギセットを買っている人が多く(2元程度)、ああ端午の節句なんだと実感させられます。さすがに、鯉のぼりをぶら下げている人はいませんでしたが。。。



  市場で買ったのは粽の外側の皮につかう葉っぱなのですが、こちらは毎年の経験から生の緑のものより、乾燥した方が使いやすい。日本では中華ちまきというとアルミホイルを使いますが、やっぱり天然素材の方がいいですね。

 上海エリアの中華ちまきと言えば、やっぱり豚肉の塊がメイン。もちろん、私用には肉が少なめのダイエット粽も作ります。うちのアイさん(家政婦さん)からは厦門エリアの福建粽をプレゼントされましたが、こちらは海鮮風味でした。旨い!

 あとは、スーパーにいって餅米を4キロほど購入するハズだったのですが、なんとパック詰めの餅米が売り切れ。仕方がないので、パック詰めではない「散装」と呼ばれる餅米を買うことにしました。やっぱり上海でも多くの家庭で粽をつくるのでしょうね。

 粽は作っておくと、冷凍庫に保管できて、非常食?!として使えます。ワンタン同様に便利な保存食です。でも、作るのが多少厄介。とりあえず、下ごしらえは完了させて、いま小休止中です。午後からは、実際に粽を巻きます。これが結構難しいのです。。。。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 本日更新しました。「中医学と漢方の間で」です。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

ぶれないという難しさ

 昨日、担当の外来終了後、5回目の上海万博に行くはずが、運悪く雨が降り出してきたので中止。自分一人だったらまだしも、小さい子どもを連れてまで家族連れで雨の中、万博に行くのは思わしくないので、途中まで出てきたのにもかかわらず引き返しました。
 あとでニュースにこの日は50万人を超える入場者があったそうなので、行かなくて正解かと一応納得。本当は少しでも家族サービスしたかったんだけど。。。

 それで、せっかく夜は自宅にいるのだからと日本とカメルーンのサッカーでも見ようと準備していたのですが、残念ながら娘を寝かしつけている間に自分も寝てしまい、気がついたら朝でした。明日は休みが取れたし、ホッとして寝込んでしまったのでしょう。
 まあ、小さい子どものいる家庭では、深夜にテレビをみるなんて贅沢な話です。

 とはいえ、結果は気になるもので、朝ネットをつなげてみるとなんと日本が勝っている!これはめでたい限りです。

 どういう試合だったのか、私は見ていないので知るよしもないのですが、ニュースなどの前評判を見る限り、かなり冷たい空気が吹き荒れていた岡田監督。なかなか勝てないチームに、我々サポーターにもいらだちの感が否定できなかったように思うのですが、それでも本番での結果はしっかりと勝ってきました。

 もちろん、本田選手をはじめとして第一線の選手もすごいと思うのですが、指揮官としての岡田監督が、自分のやり方で最後までやってこられたという信念に私は感心させられました。いろいろ外からの酷評や批判はご本人もよく承知されていたはず。ものすごい重圧だったと思います。とくに、えらそうに口ばかりの評論が多いこのご時世に、監督としてチームを引っ張ってこられた腕力に、私は今の日本に欠けている何かを感じました。

 この世の中、非難するのは簡単なんですよ。過去を振り返ってああだ、こうだ言うのも、なんとでも言ってしまえる。でも今この地点で目に見える結果を残すことは非常に難しい。だから、自分でこれだ!と思ったことを継続的に最後まで地道にやっていくしかないと思うのです。小さな達成感を積み重ねながら。

 この結果は、私自身にも大きなエネルギーをいただきました。ありがとう!

 韓国もギリシャに勝ったし、アジア勢恐るべし。

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