2010年06月17日

上海東佘山でバーベキュー

 16日はおかげさまで良い天気でした。今日はクリニックのスタッフとその家族約30人と一緒にバーベキュー。私は朝、車で迎えに来てもらい一路松江佘山(シャーサン)へ。佘山は、上海で数少ない天然の山があるところで、近年は歓楽谷などのレジャー施設も完成、レンタサイクルでも、十分に楽しめます。
 端午節の休みの日に行っても自転車は十分あったので、普段でも大丈夫でしょう。

 佘山には東佘山と西佘山の2箇所があり、西佘山は天文台や地震博物館、天主堂(教会)があるエリア。東佘山は、純粋な山登りをする山で、こちらにバーベキューをする場所があります。以前は、西佘山がメインだったのですが、東佘山もなかなかよく整備されています。上海市内では珍しい山あり谷ありの地形なので、普段使わない筋肉を動かせます。

 

地獄の階段


 東佘山園の駐車場から入場するといきなり地獄の階段。うちのスタッフにはベジタリアンもいるので、食べ物やスイカも持ち込んだのですが、この入ってすぐの階段を荷物をもって上がるのが大変。また、バーベキューエリアも斜面にあるので、こちらもすこし大変でしたが、みんなでワイワイ協力すればそれでもいいでしょう。

 我々は大所帯なので4つのグループに別れてバーベキューをしました。

 4つのブループに分かれると、グループごとの焼け具合に差が出てきて興味深い。総じて、年齢の若いグループはバーベキューの経験が殆どないのか、なかなか食べ物ができてこない。 急遽、我らベテラン隊の応援で、なんとか2時間以内にお腹を満腹にできたようですが。レジャーもある程度の経験がなければ、なかなかイメージしているような楽しみ方はできないものです。中国の皆さんにとっては、まさにこれからでしょう。

 

この4つのあずま屋を貸し切りました


 しかしですね〜。中国人もバーベキューが好きです!この日も、ものすごい混雑でした。 どのあずま屋も満杯。食べる量もすごい。お肉が本当に大好きな民族だと思います。それぞれのグループを見ていると、焼き方と良い食材の使い方といい個性いっぱい。

 私なら、最後に焼きそばをしたいと思うところですが、(藤田家がそうだったので)うちのメンバーでは食パンを焼いていました。肉と一緒に挟んで、サンドイッチにして食べるのだとか。饅頭を焼いているグループもあったので、ああ、これが中国式なんだと納得。

 

佘山山麓の高級別荘群はすごいですね


 食後は、西佘山へ。歩いて20分ぐらいの距離です。私はここの天主堂が大好き。荘厳な雰囲気が残っていますし、信者たちが大切に守ってきています。建設されたのが1873年。1935年に拡張されました。当時は極東第一の天主堂と言われていました。文革の時にかなり破壊されましたが、今ではかなり修復されています。竜華寺もパワースポットでいいかもしれませんが、この教会も間違いなくパワースポットではないでしょうか。

 佘山からの帰り、道路の緑化帯でもバーベキューをしているグループを発見しました。家族でバーベキューセットを持っている家庭も少なくないです。マイカーが普及し、みんなでワイワイするのが大好きな国民性。こうしたレジャーは、これからももっと普及するでしょう。

 天気に恵まれ、楽しい1日でした。

【データ】バーベキューの予約
上海佘山国家森林公園東佘山園 焼烤園 電話:021-57651666
地図

料金2時間100元(2〜8人)
食材は別途。食材は売られていますが、持ち込みも可。
ただし、火をおこすバーベキューセットの持ち込みは禁止。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 

ヨーロッパの天主堂にもひけをとらない立派なものです
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類