2010年06月23日

7月1日のチケットをゲット

 6月25日朝8:00から発売開始された上海-南京を結ぶ高速列車。いよいよ乗車券が発売されるということで、早速手に入れてきました!

 開通するのは7月1日で、それも中国有数の大動脈である上海-南京間。さらに、上海虹橋駅も供用開始というわけで、これは行かないわけにはいきません。と、クリニックのスケジュールを見ると、午後が空いている!

 ということで、7月1日の午後はとんぼ返りで南京に行くことに決めました。

 ただ、これも色々失敗がありまして。。。

 鉄道のチケットだから、上海駅に行けば帰る、と勝手に思い込んで、地下鉄1号線・2号線の朝のラッシュに負けず、8:00に上海駅の乗車券売り場に行ったのに、なんと手に入らない。
 どうやら、7月1日以降のチケットは、「市内にあるチケット代行センターに行きなさい」ということでした。がっかりして、その日はそのままクリニックへ出勤しました。

 しかし、記念すべき7月1日の開通日に絶対乗りたいと思い、義父に電話して買ってもらうようにお願いしました。さあ、これで大丈夫だ!と思いきや、なんと「売り切れ」という返事。ええ!上海-南京で38往復も走るのにそれはないぞ、と思いきや、どうやら発売初日でシステムがダウンしてしまったらしい。

 そこで、夕方の帰宅時に浦東聯洋住宅地の自宅近くにある鉄道乗車券販売代理店(第九城市第二期の丁香路入り口脇)であっさりと購入できました。夕方までにはシステムが復旧したようです。



  今回は3つのランクの乗車券が売られています。VIP用と1等グリーン車、2等普通車で、後で知ったのですがVIPというのは1編成に8席しかないそうです。車内でインターネットができるとか、その設備の前評判が高いのですが、今回はとりあえず1等グリーン車、2等普通車の乗車券を購入しました。
 もちろん、列車番号がG(高速)から始まるCRH3型列車です。日本の東海道新幹線で言うと、N700系「のぞみ」のような扱いなのでしょうね。料金体系も別で、1等グリーン車の場合、上海虹橋から南京まで233元でした。

 また、従来のD(動車)から始まるCRH2型の列車も残されていて、こちらの料金体系はこれまでと同じです。

 7月1日の開通にあわせて、上海地下鉄2号線の虹橋火車駅もOPENします。まっさらの駅を楽しみにしていますし、今まで私も経験したことがない電車での時速350キロはどんな感じなのか、こちらも楽しみです。

 しかし、先日在来線で鎮江にいったとき、高速鉄道の新駅がまだまだ完成していなかったのですが、間に合うのでしょうか。

 余談ですが、中国では鉄道の切符は駅で買うよりも、こうした代理店で買う方が一般的で、多少手数料が取られますが、街角でよく行列しているのを見かけますね。私も代理店で購入したのですが、店のおばちゃんに「南京滞在2時間で何するの?」とさんざん聞かれました。「これが鉄道フアンの魂!」と言いたかったところですが、分かってもらえないでしょうね。



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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類