ウイルス性結膜炎が今回の諸悪の原因でした。ちょうど、同じ頃上海市北部嘉定区エリアで工場内での集団発生があり、注意するようにという通知が衛生局から出ていました。私の場合、ウイルス性結膜炎の症状が全身にも出ていたのです。
この地点で、体温をはかると38.8℃。ウイルス性疾患には、中医学は強いので、まず自分のクリニックに電話して煎じ薬を調達。自分の体に問診しながら、今回自分自身に処方したのは、石膏 黄芩 桑白皮 枳实 八月扎 白芷 荆芥 防风 山栀子 连翘 など。まずは体温を下げたかったので、清熱解毒系のものも使いました。
さらに、抗細菌系と抗ウイルス系の目薬を医者をしている妻に調達してきてもらい、娘にうつしたらダメなので、娘を実家にかえしました。もちろん、水曜日からの仕事も一切キャンセル。秘書に連絡しました。
まんわるく、週末から5日間ほど会議で日本行きの仕事があったのですが、こんな状態ではとてもいけませんので、こちらもキャンセル。
ますます体がだるくなり、さらにこのときになって目やにな涙も出始めてきたので、タオル類の使用を一切禁止し、消毒液による手洗いを強化、そして体をしっかりと休めることに専念しました。もちろん、眼への負担を和らげるためパソコンやテレビ類も極力みないようにしました。これが結構きつかった。もちろん、ブログ更新もお休み。
結膜炎といえば、たかが眼の病気を思われがちですが、ウイルス性結膜炎となると、感染力もつよく、眼の色もすぐに真っ赤に変わります。今回、自分で経験してみて、非常にその変化がよく分かりました。眼は間髪を入れずに赤くなりましたkら。
ウイルス性結膜炎の潜伏期間は、短かったらまさに数時間程度です。ただ、予後も一般的に悪くなく、1週間隔離すると良くなるのが一般的です。上海市では、児童生徒学生が発症した場合、1週間は出席停止で、家で隔離と言うことになっています。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて