2010年11月14日

意外と見ているのだと思います

 今朝は、上の階の中国人夫婦の猛烈なけんかで目が覚めました。コップ類が割れる音や怒鳴りあい、悲鳴のようなやりとりが数分間続きました。お子さんができないので悩んでいるという話は聞いたのですが。。。

 さて、昨日、地下鉄で見つけた一コマ。

 私の前に座った50前後のおばさんなのですが、座っていきなり股を広げて席を確保されていました。ラッシュ時間にもかかわらず。。。

 で、世紀大道の駅に入ると、乗客が急増するのですが、それでもお構いなし。

 こういう人、最近、上海の地下鉄でよく見かけます。

 まず、股を広げるという行為は、男性であろうと女性であろうと好ましいわけではないのですが、中国では結構無頓着なところがあるみたいです。中年以上の女性で気にしている人も少ない。しかし、見ている人は見ているわけで、「ああ、この人はこの程度なのだ」と中国人同士でもお互いを見ています。口に出さないだけで。。。。

 例えば、中国でも平気でマナー違反をする人がいますが、一般人からすると常識的なマナー違反であり、おかしいという認識はありますが、当の本人は全く気にしないというケースが多いみたいです。おそらく、地下鉄のおばさんも「なんで?」みたいな認識だと思います。

 外国人も中国にいると、中国化してしまうという人が多いですが、階層社会の国では、ちゃんとしている階層の中国人化ならともかく、ちゃんとしていない階層の中国人化なら、中国人社会でも白い目で見られています。歩き方なんかも、実は要注意らしい。

 それぞれが独自の存在感で社会生活を行っているので、階層間の区別は、日本などと比較しても結構はっきりしているようにも思いました。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて  

 13〜14日は、うちの中医クリニックでの診察予約がいっぱいになっており、大変ご迷惑をおかけしております。来週はまだ大丈夫ですので、どうかご協力お願い致します。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年11月13日

上海のタクシー代値上げのウワサ

 物価から比較すると安すぎる感じがしないでもない上海のタクシーですが、どうやら値上げに向けて動き出しているみたいですね。万博後、ぜんぜんさっぱりしないタクシー業界だけに、値上げをしてさらに淘汰を進めて営業台数を減らす方針のようです。
 すでに、契約が切れた運転手に対して、継続契約をしないという通達を出したところもあると聞きました。

 昨日乗ったタクシー運転手によると、現在の初乗り3キロ12元から、4キロ18元程度にするという案も出ていると聞きました。いずれにしろ、近々値上げされるのは間違いないと思います。

 確かに、私の妻も含めて、私の周りの中国の皆さんは、ここ数年給与がものすごいスピードで増えています。収入が増えると言うことは結構なことで、消費も刺激しますが、一方で消費者物価指数も4%を越え、食料品に至っては10%を越えてしまいました。

 市場を見てみると顕著です。季節的要因もあると思いますが、確かにトマトもこれまで500グラム4元程度で買えたのが、今では7元前後にまで値上がっています。このままどこまで物価は上昇し続けるのでしょうか。

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 購買欲で思い出しました。

 先日、鹿児島空港から上海に戻るとき、飛行機はほぼ満席だったのですが、その大部分が中国の皆さんでした。週2便しか飛んでいないのと関係があるかもしれませんが、ツアー客も少なくなく、チェックインするのには結構並ばされました。ものすごい人の流れです。

 


待合室に殆ど人がいないと思ったら。。。


 地方の空港に多いのですが、ここもまだチェックインはコンピューター化されておらず、チケットには手書きの座席番号が。これでは作業が大変です。また、中国の皆さんは荷物が多い。20キロの制限に30キロ以上を持ち込む人はザラで、追加料金の手続きにも手間取っていたようです。

 よくよく見てみると、単なる観光の人たち以外にも、農家などで研修生などの形で働いていた人も少なくなく、涙を流しながら日本の雇い主と別れを惜しむ姿も多く見かけました。鹿児島でも、中国の人たちとの人材面での交流が進んでいることを実感しました。 
 話を聞いてみると、「来たときは中国ファッション、帰国する時は日本ファッション」となるそうで、さぞかし多くのことを吸収されたのだと思います。

 ところで、そうした中国の人たちが、飛行機の待合室でなだれ込むのはやはり免税店。鹿児島空港の免税店は、コンビニ程度の広さしかないのですが、みんな殺到し、大変なことになっていました。

 お土産文化の強い中国だけに、そのココロはよく理解できますが、店員に商品を片手に「ニホンセイ?」と片言の日本語でしつこく話しかける姿が、興味深かったです。

 一方で、私は、ああ、これから中国に戻るんだ、ということを強く実感したのであります。

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みんな免税店にいました。
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2010年11月12日

鹿児島で見つけた美味しいもの

 今回の鹿児島訪問は、たった3日間でとても十分にまわることができませんでしたが、色々なものを見学させていただき、健康医学社の黒岩社長には本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 鹿児島と言えば、蒸留酒の芋焼酎が有名ですが、黄金酒造株式会社様の酒蔵では発酵させてもろみを作る工程を見学させていただきました。九州新幹線開通にあわせて、「薩摩さくら」という名前の焼酎の仕込みも行われているそうです。こういうお酒に話となると、あまり飲めない下戸の私にとってはかなり残念ですが、でも焼酎の香りはとても良かったです。

 鹿児島と言えば、薩摩ラーメンも有名です。そこで、出かけたのが「くろいわラーメン」。(住所:
住所:鹿児島市東千石町9-9 電話番号:099-222-4808 営業時間:10:30〜21:00)コンビニでここのラーメンのカップラーメンも売られているとかで、かなりの人気店であることを後でしりました。道理で、メニューをスケッチしたりするラーメンフアンも来ているわけです。

 スープは豚肉+鳥だそうで、味付けは結構しっかりでした。上海の薄いラーメンスープになれていると、なんとなく塩辛く感じてしまいましたが、いいスープがでていたと思います。
 麺は特に細いというわけではなく、標準的でした。でも、自家製のチャーシューは良かった。なんと言っても黒豚の鹿児島ですからね。

 

 今回、スタッフの皆さまにいろいろお世話になったのが、薩摩ビール園、薩摩黒酢屋です。(住所:鹿児島県霧島市国分姫城3080-1 電話:0120-50-0338)薩摩黒酢の工場も見学可能で、ビール園では地ビールも楽しめます。

 工場では、温泉が数カ所で湧いていて、泉質もお肌によい明礬温泉。黒酢の製造にも活用されているようです。もちろん、温泉を利用した足湯コーナーもあり、ここの黒酢で足湯もできます。

 薩摩ビール園では、2日目、3日目の宴会にも利用させていただきましたが、中にあるレストラン ブルーメンブロイでは、お昼のバイキングもあり、地元の皆さんで大いに賑わっていました。隣には、チャペルがあり、結婚式場としても活用されているそうです。

 この日、特別にまもなく製品として出荷される搾りたてのお醤油をいただきました。刺身と一緒に食べると、これがまた美味しい!そのお醤油の「もろみ」も賞味させていただきました。

 黒酢に焼酎に醤油に。。。いずれも日本を代表する食べ物ですが、まさに鹿児島の味だと思います。

 後で伺ったのですが、鹿児島エリアでは醤油も含めて全体的に甘口がおおいそうです。私はあまり気にならなかったのですが、そばのダシなどに差が出てくるようです。

樽から出てきたばかりの醤油!!コクがあって美味しかったです


 そして、桜島と鹿児島市内を結ぶフェリーですが、たった15分程度の船の旅に、しっかりとうんどん・そばの売店があったのにはちょっと感動しました。こちらのうどんには薩摩揚げが載っていました。もちろん、いただきましたよ。

 デッキの寒い潮風に当たった後は、暖かいうどんはいいですね。体が温もります。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて 「中国のアルツハイマー病と中医学」を掲載しましたを更新しました。 

 

 

桜島のフエリーでいただいたうどん
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類