2010年11月10日

ああ、桜島

 今日は、霧島を回って、空港へでて、午後には上海に戻る予定です。夜の外来は通常通りです。

 さて、昨日は桜島をぐるりと回ってきました。島と言われていますが、大正時代の爆発で、今は陸続きです。桜島をよくみると、昭和火口からモクモク煙があがっていました。

 島津斉彬や西郷隆盛など明治時代の幕末に活躍した偉人たちが、鹿児島では大切に奉られています。本州最南端という地理的条件をうまく活用し、日本の歴史の舞台に突出した薩摩隼人たちのパワー。人材の宝庫だったのですね。大久保利通と西郷隆盛の生家跡も見ました。2人の家は歩いて行ける程度の距離でした。

 島津久光などが住んだ大邸宅仙巌園は、必見です。非常に見応えがありました。保存状態もよく、解説の方もわかりやすく、大きなロマンを感じてしまいました。大河ドラマ「篤姫」のロケにも使われ、懐かしいシーンが脳裏をよぎりました。

フエリーからみた桜島


 初日の夜、国分のバーでお話した「鹿児島小姐」に、いろいろ根掘り葉掘り地元の事情を聞いたのですが、最近では生粋の鹿児島弁を操れる若者は少ないそうですね。我々関西人にしても、方言の陰がだんだん薄くなってきています。我が上海でも同じ現象です。

 地域文化の特色が薄くなってくるのは寂しいモノです。

 鹿児島はまだまだ見所がたくさんあります。2011年5月も鹿児島に行くことが決まっているので、また新しい発見をしたいと思っています。

 それでは、いまから出かけます。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて  


 

垂水の道の駅で海・桜島を見ながらの足湯。(後ろは黒岩社長)
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類