カンボジアの北部、アンコールワットにも近いシェムリアップ(Siem Reap)に滞在しています。滞在後半の目的はずばり「休暇」です。
ゆっくりと頭を休め、世界最高のパワースポットの一つでもあるアンコールワットで、その「気」を感じています。最高です!
今回のカンボジア行では、プノンペンに行く予定はないのですが、シェムリアップはプノンペンから北西へ国道6号線を使って約314キロ。車を使うと6時間ほどの距離にあり、アンコールワット見学のベースとなるところです。
シェムリアップには世界各地からアンコールワットの見学のために観光客が押し寄せていて、外国人であふれています。
中国人・日本人・韓国人観光客が飛び抜けて多いですが、こちらは団体がほとんど。個人旅行では、家族連れの西洋人が非常に多いです。彼らの自由な旅行スタイルをみて、私もいろいろ勉強させられました。
シェムリアップでは、リゾートホテルのほかにも様々な飲食店も充実していて、屋台村もあったりして非常に楽しい場所です。おすすめは前述した「Old Mareket」の飲食店街で、上海で言うと「新天地」のようなイメージです。
この日は、夜の食事に「cambodian BBQ]というカンボジア・クエール風の焼き肉火鍋の店に入りました。Pub Streetの真ん中ぐらいに位置します。結構おしゃれな内装だったので、ふらっと立ち寄ったのですが、なかなかいけました。テラスでは西洋参の食事を楽しんでいて、英語も十分通じます。
このあたり、やたらBBQの看板を見るのですが、要は、火鍋形式で食べるカンボジア独特の食べ方らしく、試してみる価値はありそうです。
韓国鍋にもある真ん中が飛び出した鍋で、周りには鳥ベースですこし甘酸っぱい出汁で作られたスープがあります。焼き肉に使う肉は多種多様で、ブタ・牛肉・鶏肉のほかに、蛇・カエルなど。
この辺りは中国でもありますが、カンガルーやワニとなると、おお、さすが東南アジアという感じですね。いずれの肉もくせがなくおいしかったです。
鍋に入れる野菜には、キャベツや青梗菜に交じって、あの「空心菜」が出てきました。ちゃんと虫食いの野菜だったのがいいです。
夏には40℃を超える暑さのエリアだけに、味付けは比較的薄味でさっぱりしていて、特に焼き肉につける4種類のタレがうまかったです。最後に、麺を入れて召し上がります。
ついでに、南国フルーツのミックスジュースも注文。南国はフルーツが豊富でいいですね。巷で1米ドルぐらいで売られている完熟の小さいバナナが非常に味が濃く、おいしいです。地元の人は串焼きにして焼きバナナにして売っていました。
そのほか、朝食で食べた米粉もおいしかった。中国のそれよりもあっさりとしていて、スープの味が特徴的です。様々な香辛料を入れて頂きました。
早朝のシェムリアップをうろうろしていると、結構いろいろな食べ物に出会います。フランスパンのサンドもまだまだ健在。市民にも人気なのでしょうね。
見知らぬ土地に行くと、新しい発見ばかり。現地の言葉はさっぱりわからないけど、地元の人といろいろ交流するのは楽しいモノです。
世界は広い!
そう考えると、中国は小さく感じるし、日本ももっともっと小さい。なんか、気分もスカーとしますよね。
上海と日本だけじゃあまりにも小さすぎる。自分の行動範囲も、もっと広めたいと思っています。
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