デパート地下の食料品売り場をウロウロして、足はやっぱり魚売り場に向かいます。日本の魚売り場のような規模はありませんが、たまに「お!」というものを見つけたりします。
ということで、今日見つけたのは毛蟹。もちろん、ちゃんと生きていました。
値段は1匹78元。日本円にすると1000円ぐらいですね。2007年に実家に帰ったときに毛蟹を食べましたが、そのときの1匹980円と書いてありました。だとすると、この上海での値段は悪くないですね。
タライの中に数匹いたのですが、買う人はあまりおらず、興味津々に眺めている上海人は結構いました。
ちなみに、普通の上海ガニがあの小ささで1匹30元程度はしますから、この毛蟹の78元は高くないと私は思いました。
早速家に持ち帰って娘に見せてあげると、さすがに怖かったみたいです。ワーといって走り出してしまいました。

地元上海出身の妻も蟹と言えば上海ガニやワタリガニ程度しか食べる習慣がないので、毛蟹には興味津々です。
昆布に塩少々加えて、大きなお鍋で毛蟹を煮ました。いい香りがしてきます。この磯の香りだけでも、食欲倍増です。
毛蟹の蟹味噌や足の身を食べて一言。「上海ガニの比じゃない。。。」
そうなんですよね。上海人は上海ガニ程度しか食べることがないけど、こうやって海の幸に巡り会うと、今まで知らない味を知ることになり、これがきっと海産物の市場を広めていくことになるのでしょうね。
魚売り場を歩いていたら、キロ単位でお刺身を買っている上海人がいました。ちょうどクリスマスイブだし、ホームパーティーでもするのでしょうか。
今年の年末は日本に戻らず、中医学学術交流の関係でカンボジアへ出張することになっています。
大変恐れ入りますが、年内最終は12月27日(月)です。12月29日・30日・31日の診察はお休みさせていただいておりますのでよろしくお願いします。1月2日(日)から正常の診察に戻ります。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
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