2011年04月30日

元気にしております

 ブログの更新が遅れていて、申し訳ございません。
 本人は元気にしております。

 28日の在上海日本国総領事館・広報文化センターでの講演も無事おわり、とりあえずほっとしております。初めての試みでしたが、今後もこうした取り組みを続けたいと思っています。今回ご参加くださったかたの大半は日本人の女性。女性パワーに圧倒されました!

 世間では連休に入っているようですが、医療関係の我々が休めるのは5月1日だけで、あとはいつものように診察を行っています。妻もいつものように出勤していきました。

 書きたいこともいろいろ溜まっているのですが、まずは原稿を待って下さっている編集社への原稿を優先し、明日はブログの更新をがんばります。

 4月中は無理でしたが、来週にもこのブログのトップページのアクセス数が累計で100万アクセスを突破しそうな感じになってきました。

 ものすごい励みです!

 ありがとうございます。


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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年04月28日

移民する理由

 本日28日は、診察時間の合間をぬって在上海日本国総領事館・広報文化センター(国際貿易中心)での防災・安全セミナーで2回目の講演に行きます。1回目と内容はほぼ同じですが、早くから定員オーバーになっており、ご迷惑をおかけしておりますが、また別の機会をみつけて登場しますのでよろしくお願いします。

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 ところで、中国人はご存じの通り世界中に移民して、活躍しています。先日、昆明で開催された世界中医薬学会聯合会の理事会でも、世界各地で中医学の分野で活躍している華人の皆さんにお会いしました。

 東南アジアだけでなく、アメリカ・イギリス・オランダ・フランス・カナダなど欧米諸国のほかにも、ブラジルやチリなど南米からも来ていました。中医学の裾野がいかに全世界に広がっているかを実感させられます。

 私自身にも、中国からそとに出て行かないか?という声も実はかかったこともあります。 中医学が比較的熱心なイギリスやカナダなら悪い選択肢ではないかも。。。。いや、今はまだ考えませんが。

 こうした華人の皆さんがなぜ海外移民を目指すのか?『中国青年報』に興味深い記事がありました。

 資産が1億元以上ある超富裕層の場合。

 移民の理由は、子供の教育が58%でトップにあがり、さらに43%が資産の安全性のため、さらに32%が老後のため、16%が海外投資のため、ということでした。

 すなわち、中国を脱出することで、子供にレベルの高い教育を受けさせ、安全な食品と汚染の少ない環境を手に入れ、そして財産をしっかりと保護する。
 そういったことを求めると言うことは、少なくとも今の中国ではそういたことがなかなか実現しにくいということを意味します。上海で実際に生活している人なら、想像はつきますよね。

 しかし、こうした動きに対して、移民が難しい中国の一般人からの視線はかなり冷たい。自分だけいい思いをするために移民している、と考え、稼ぐだけ稼いで愛国心のかけらもないということで、よく避難の矢面に立たされます。

 そうした意見がでてくるのも、今の中国国内の難しい問題を反映させているのだと思います。

 まあ、逆に、移民の目的地として人気の高い国々に住む人たちが、逆に中国に出てきたりするわけですから、多用な価値観があることをもっと知る必要があるのかもしれません。

 しかし、移民した人たちのパワーも、また中国の世界におけるパワーの一つになっていることを我々は忘れてはいけません。

 ただ、移民して成功している人たちをみると、技術を本国(中国)でしっかりと身につけ、その技術を使うことでさらに海外で発展しています。そうした技術なく出て行った人たち、もしくは技術を使えなかった人たちは、皆さん相当な苦労をなされているのもまた事実です。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類

2011年04月26日

進化した虹橋空港

 今更ながらなのですが、先日利用者として初めて虹橋空港の新しい第2ターミナルを利用させていただきました。本当に使いやすくなった、立派な空港です。

 特に、雲南省昆明の空港から降り立ったとき、上海の底力を見せつけられた感じもします。

 虹橋空港は、1996年に初めて私が上海に降り立ったときに利用した空港です。その当時、もちろん浦東国際空港はありません。入国審査を終えて、到着ターミナルに出てくると、白タクの客引きがゾロゾロ手を差し出してくる、なんとも怪しい空港でした。中国語もさっぱり分からず、ああ、中国に来てしまった!と強烈な衝撃を受けました。

 できて間もない関西空港から来たので、余計にそう感じたのかもしれません。





  その虹橋空港ですが、万博前に国内線用の第2ターミナルが完成しました。現在、日本・韓国・香港・台湾向けに使われている第1ターミナルも2〜3年以内に大改装する予定だそうです。1996年当時とほとんど変わっていない第1ターミナルは、どう考えても陳腐化が激しい。

 ところで、2011年のスカイトラックススカイトラックス(Skytrax)社の調査では、虹橋空港が「世界で最も進歩するスピードが速い空港」第1位と、「中国でもっとよくできた空港」第2位に選ばれました。

 

 実際に使ってみて、新しいターミナルではまずチャックインのカウンターが大幅に増えました。ただ、相変わらず仕事効率がよくないのか、時間帯によっては長い列になります。

 中国の国内線のチェックインカウンターですが、どこの空港でも毎回行列で不愉快な思いをします。時間に余裕を持ってきていないのか、それとも順番をちゃんと並ばないのか、大混乱になることも少なくありません。

 身分証明証を提示する安全検査のスペースも大幅に拡大されました。空港側では、安全検査での待ち時間は、95%の利用客が15分以内ということを約束しています。確かに、スイスイと行けました。

 出発ロビーでは、パソコン用の充電コンセントも充実していましたし、無線LANもOK.もうすっかり当たり前になりましたね。

 第2ターミナルでは、出発ロビーに飲食店も従事しました。KFCや東方既白などのファーストフードの軒を連ねており、街の中心部とほぼ同じ値段で食事ができるようになりました。

 ただ、土産物の品揃えは今ひとつ。というか、あまり買ってみたいというものがありませんでした。

 でも広々とした空港は、上海の顔として十分に機能を発揮しています。

 ちなみに、浦東世紀公園近くにある我が家からでは、距離的に浦東空港も虹橋空港も大して変わらないのですが、浦西にいくにはどうしても渋滞を心配する必要があり、空港へ直結する地下鉄2号線も利用したいのですが、こちらはラッシュが心配。

 結局のところ、交通アクセスの問題がまだまだ解決されていないのだと思います。

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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて
posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類