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今の世の中、携帯電話がなければ、生活の根幹が揺さぶられるほど大騒動になってしまいますが、携帯電話といえども、電気がなければ動きません。そこで、今回は失敗をしてしまいました。
雲南省に飛び立つ前、ギリギリまで診察をしていたのですが、出発前にバタバタしてしまい、充電していたipadに接続していた充電器を診察室に忘れてしまい、気がついたのは虹橋空港についてから。
今更取りに戻るわけにも行かず、そのまま飛行機に搭乗しました。
ご存じのように、iphoneは電池があまり持ちません。満タンに充電しても、2日目はやはり苦しい。さらに、今回の会議スケジュールはかなり詰まっていて、とても充電器だけを買いに行く時間はとれない。とりあえず、会議中や夜は携帯電話の電源を落とし、ネットや電話を極力避け、人力節電モードでがんばりました。
そこで、とりあえず聯通に連絡して、どこかで昆明のどこかでIPHONE4の充電器を買えないか?と聞いたものの、テレフオンセンターでは、電話番号は教えないという冷たいお返事。
しかし、諦めません。ここは中国です。しかも雲南省の省都昆明です。
海賊版の充電器が絶対売られているはず、といろいろ訪ねてみたらありました。地元の人から、雲南省の電気街、「百匯商城」を中心としたエリアに電気街があることを知りました。ここに本物か偽物か分かりませんが、アップル関係の製品を売っている店が数軒ありました。
東風西路や昆師路あたり、携帯電話関係の店がかなり軒を連ねています。この中で特に大きいのが「百匯商城」でした。その隣の、昆師路にアップル専門店があることを見つけ、めでたく充電器を買いました。120元也。(高い!と思いましたが、まあ仕方がありません。)
さて、店員曰く、この充電器はアップルの本物だといいます。しかし、包装といい、製品の感じからして本物らしくない。
でも、背に腹は代えられません。店先で、本当に充電できることを確認したら、とりあえず購入して使ってみることにしました。
ホテルに戻り、早速充電開始。私のiphone4はみるみる充電されていき、ホッとしました。いや〜、本当に助かりました。
しかし、世界共通規格のiphoneは、こんなとき便利ですね。備品がどこでも手に入りますから。
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