2011年04月01日

紅芋

 いつも中医クリニックに出勤するとき、地下鉄9号線の徐家匯駅から名仕苑の裏を通って、広元西路を歩いているのですが、ちょうど楽山路との角あたりに小さなローカルなケーキ屋さんがありました。

 いつも焼きたてのお菓子のいいにおいをさせていたのですが、最近改装され、新しいお店が入っています。

 このお店、店内にオーブンがある程度の簡単で小さなものですが、毎日結構な行列ができているので、何が売られているのだろう?と思って私も並んでいました。

 なんてことない。紅芋で作ったお菓子を売っていました。

 

紅芋の見た感じはまさにサツマイモ。しかし、中は紫の独特の色があり、甘みが多少強いように思います。これを栗きんとんみたいに潰して、月餅ぐらいの大きさに固めて白ゴマをふりかけていました。

 店内に積まれている箱を見ると、ベトナムから輸入しているようです。

 あっさりしているのにも関わらず、地元の人に結構受けていました。

 紅芋は、日本でも沖縄で栽培されています。

 もともと、抗がん作用がある食べ物として有名ですが、そんな健康志向に合わせた店なのかもしれません。話を聞いていると、毎日買いに来るという常連さんもいました。

 ほんと、いろいろ思いつくモノですね。

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posted by 藤田 康介 at 00:00| 未分類