墓参り渋滞が予想されていたので、滬寧高速道路は避け、平行する滬蘇浙高速道路から蘇嘉杭高速道路につなぎました。これだと一部、市内を抜けるときに渋滞しましたが、それ以外は大丈夫でした。交通情報では、清明節の墓参り渋滞のピークは朝7時〜10時頃なので、午後に出発した我々は比較的大丈夫だったのかもしれません。
料金所ですが、やっぱりETCレーンはガラガラ。今度車を買ったときは、ETCはつけたいと思います。上海エリアでは料金割引もあるようです。
金鶏湖は、杭州の西湖より大きな規模。周りに蘇州国際博覧中心や、映画館などが入っている蘇州科技文化芸術中心などがあります。蘇州の百貨店「久光」もこの湖の畔です。
前回、2009年に来たときは夜だったので、いったい昼間の湖の姿はどんな様子なのかと見ておきたいと思いました。
工業園区という名前を聞くと、なにか工場地帯を想像してしまいますが、金鶏湖の周りは、まさに近未来都市。
私が目指すモノとは対極的な、整然とした町並みが広がっています。ここの規模が半端ではなく、高層マンションがずらりと連なっています。こういう街になってしまうと、なんかどこも一緒だ〜みたいな印象になりますよね。
とりあえず、子供を遊ばせたかったので、湖畔にある湖濱公園にまでやってきました。我が家の前の世紀公園もたいがい大きいですが、ここの湖濱公園もでかい。得意、子供用に遊べる施設があったのがよかった。
夏場になると水と戯れたり、大きな砂場があったりします。上海市内の公園では、なかなかいい砂場がないので、娘はさんざん砂遊びをして喜んでいました。
夜ご飯は、金鶏湖の南をつらぬく李公堤の「老東呉食府(蘇州工業園区李公堤42号 電話051−62876668)」へ。地元蘇州人の親友に電話して、一度は行っておいた方がいいよと勧められた蘇州料理のレストランです。
清明節の連休の中日だけに、案の定ものすごい人でしたが、何とか数分待つ程度で席にありつけました。でも、食にありつけるのには相当の時間待ちを覚悟していたのですが、とくに待つこともなく無事食べられました。
李公堤は、湖を横切る堤です。その堤に沿って、飲食店がずらりと並んでいます。さすがに歩ける距離ではないので、車がないと少し不便です。しかし、湖の景色を見ながら、食事をできるというのは結構なモノです。
遠くに、巨大観覧車のイルミネーションがみれます。
金鶏湖のシンボルでしょう。2008年に完成し、高さ120メートルもあるらしい。まあ、乗っている人はほとんど見ませんでしたが、それでも娘は大はしゃぎです。
車で湖を一周し、今晩の宿泊先へ。
最近、家族で宿泊するときの常宿となっているのが「漢庭快捷」です。1泊200元前後で、そこそこ清潔感のある部屋に泊まれます。4008-121−121に電話すると、いつでも予約ができてしまいます。駐車場も完備されているので便利です。
イメージ的には、欧米の「ホリデーイン」のようなチェーンの安いホテルでしょうか。部屋も広いし、ファミリー向けといえば、1部屋200元程度でセミダブル+シングルの部屋もあります。子供と寝るときには便利です。
この系列のホテルのいいのは、どこの街にいっても、ほぼ同等のサービスが受けられるという点。内装やサービスがきっちりとマニュアル化されているのでしょうね。安心感があり、中国各地で大増殖しているのがわかります。
この手のホテルが増えるまでは、家族旅行でも安民宿などにもよく宿泊していたのですが、お湯が出なかったり、不潔だったり、また地元の田舎ホテルはやっぱりサービスに難があったり。
マイカーが増えたことにより、中国での旅行スタイルが確実に変わっていますね。
今日は天気もいいので、もう少しドライブして上海へもどります。ちなみに、蘇州で給油したら、93号ガソリンがリッター7.03元でした。まだ100円していませんね。
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「我が愛しの上海へ2」-理想の中医学と漢方を求めて